25時

2006年5月17日 映画
ここのところ、映画鑑賞がストップしています。
このDVDもかれこれ1ヶ月くらい借りっぱなしだと思う。
そろそろこのまま借りてても無意味だし、観ないで返そうと思ってさ。
返す前にちょっと観て、おもしろくなさそうと感じたら即返そうと。

で、観始めて観たら。けっこうおもしろくってさ。
そのくせ、途中で寝ちゃったんだけど(笑)
翌日、全て観ました。

スパイク・リーって、名前は知ってたけど、あぁ、マルコムXの監督なのね。観てないけど。
黒人を中心とした人種差別の映画が多いみたいだけど、25時はそれとは違います。
麻薬の売人モンティのムショ収監までの24時間を描いたもの。

これがねー。最初はさ、よくあるクスリ絡みの映画かと思ったんだけど。
やられたね、DVD買おうかと思っちゃったね。
久しぶりに泣けた映画です。(こないだ、旭山動物園で泣いたけど、あれはドラマってことで)
いや、映画観るのが久しぶりだからか!(笑)
けど、なんていうのかなー。感動で泣くとか、悲しくて泣くとかじゃなくて。
切ないのなんの。今まで観た映画の中で一番切ないかもしれない。
なんか、切ないのジャンルがちょっと違うというか。意味わかんないか。

モンティ役のエドワード・ノートンがいい。
クウルな役どころなんだけど、でも人間の弱さとか強さとか、
そういうのがほんと、伝わってくる。
家族って?恋人って?友達って?って考えられる映画。
いやー、まさかこういう映画とは思ってもみなかった。
観ないで返したりしなくてよかったよー。

舞台はニューヨーク。撮影してるのが2002年。
映像特典で「スパイク・リーのすべて」ってのが入ってて、
その中で彼自身が言ってるけど、ニューヨークという場所を舞台にしているから
それを主張したいと思った、って。
そう、9.11。強烈なまでの主張がそこにはあって。
で、私がたまたま、年頭にグラウンド・ゼロを見て来ているもので、
それがまた思い出されてね。

そんなに絶賛するほど?と思う人もいるかもしれないけど、
このせつなさは、なかなかないかと。
あ〜。ダメだ、今回は。
私にとってはがっかりな回でした。

あけみちゃんは、なんでマイクを始末しようとしたわけ?
さっぱり意味がわかんない。
別に運び屋やってることをマイクに嗅ぎ付けられたわけでもなんでもないのに。
たかちゃん、だっけ?武田真治。に頼まれたの?にしてもなんで?
「探偵は浮気調査でもしてればいいんだよ」とか武田くんが言ってたけど、
マイクは、あけみちゃんからの依頼で動いただけであって、
自ら接触していったわけでもなんでもないのに。

今回は周辺の人たちが大いに活躍してくれていたけど、
私としては、それもどーもいまいちだったね。
みるくとか、ほんと意味わかんないよ。
マイクに裸で添い寝してたから腹立ててるわけじゃないよ(笑)
きょんきょんも、今回初めてばっちり顔が出てたけど、
それも今回だったのかなーとか思っちゃった。

それに、マイク消える、みんな落ち込む、たじろぐ
そんな流れ期待してたわけじゃなくないか?
マイクが死ぬわけないじゃない、とかさ、いかにも使い古されたセリフ、いらないよ。

私の中では、今回はどれもこれもおもしろくなかった。
前回がよかっただけに落胆。
これがその回ごとに監督が違うという面白味でもあるんだけどね。

トニー

2006年4月8日 映画
かなり独特の空気やら匂いやらを持った映画だった。
原作は村上春樹だった。ははぁ〜なるほどね。
私は、静かな映画が好きだから、好きだったよ、これも。
音楽が坂本龍一だった。ドラマティックな音楽だけじゃなくって、
こういう温度を持った音楽を作れるのは、さすがだね。

映画だから、いろんな人が出演しているけど、
実質で言えばイッセー尾形と宮沢りえの2人芝居。
2人の静かな時間と、愛と孤独とがクローズアップされて、
下手にぼやけていないところがよいと思う。
この映画では、西島秀俊の声もとても合っていた。

私、イッセー尾形ってわりと好きなんだよね。
別にファンってわけでもないし、注目してるわけでもないんだけどさ。
この人固有のそのスタンスを貫いてるとこがかっこいいと思う。
しかも、それを頑なに貫いているように見えないところがまたかっこいいと思う。

イッセー尾形が大学生を演じてるシーンはかわいかった(笑)
山田くんって、なんで人気出たの?っていうか、人気なの?
そもそも私は特別好きじゃないんだけど、
やっぱり別にかっこよくないと思う(笑)

2ちゃんって、そんなとこだっけ?とも思うし、
2ちゃんに参加してる人って、もっといっぱいいるだろ?とも思うし、
山田くんが服を捨てて走っちゃうとこは「えぇ??ジャケット持っていけよ」って思うし、
エルメスみたいなのもいないだろって思うけど。
まぁおもしろかったと思います。
私は個人的に、岡田くんたちヲタ仲間3人組が好きでした。
本当はあんな3人組いなかったと思いますが。
佐々木蔵ノ介がわざわざ紅茶買いに行っちゃったりも、
原作にもそんな人いたよねーと思えてよかったです。

実際に、見た目がガラッと変わった人がいたら。
周りの人ってどう思うんだろうね?

ケツベツ

2006年4月3日 映画
ディスカスを登録した頃から、ずっと1位にしてまして。
けど1回ね、外しちゃったんだよね。だからか、到着が最近になりました。
ずっと在庫が少ないままなのよ、これ。ツタヤの店舗には置いてないし。

やっと観ることができた。
後先考えずに無鉄砲で、欲望のままに、ただノリだけで、
そんな少年2人の、ひと夏の、ロードムービー。
ガエルが若いね。でもこれでも20歳くらいだろうね。

性的描写がかなーり多い映画です。セックスしてばっかだよ。
けど、別にポルノじゃないんですよ。
後半になれば、そんな幼さを見せるためであることが明確になってきます。

終着点はそこだったんだね、ってしんみり思います。
誰にでも、とは言えるような、いや言えないかもしれないけれど、
誰しもどこかで経験する、若さゆえの儚さが、最後にはあります。

ある意味で、現実味を帯びた映画だと思います。美化してない。

この映画の公開時、私は大学生でした。
これは、今観る映画だったと思います。
幸せだから笑っているんじゃない
笑っているから幸せになるんだ

ということをイブラヒムおじさんが教えてくれます。
いい言葉だなと思いました。フランス語はわからないけどね。

モモとイブラヒムおじさんのフランス映画。
人と人との心の通い合いが、じんわりと温かい映画です。
ちょっと疲れたとき、栄養剤になってくれると思います。

ネガティ部員の私が言うのもなんだけど、
人生って、後ろ向きに考えててもなにも進まない。なにも好転しない。
結果が悪かったとしても、悪くなるとしても、
プラスに考えて、ちょっとだけ頑張ってみれば、
するする上手くいくことってある。
そんなの当たり前じゃん、って思う人もいるかもしれないけれど、
それを最近になってようやく少しわかるようになった。
笑顔で生きていこう。

ぺんぺん

2006年4月2日 映画
皇帝ペンギンって120日間、なにも食べないんだって。
と、この映画の公開時によく聞いたけど。
南極氷の世界。
ジャングルと同じように、弱肉強食、弱いものには容赦ない、そういう世界なんだね。
やっぱり自然って。
人間って、なんて恵まれてるんだろう、なんて思ってしまいました。

いくつもの奇跡が重なって生まれた一つの命。
またここに戻ってくるまでには、いくつもの奇跡が重なる。
それもまた運命。なのかもしれないね。

私は吹替で観ました。
ドキュメンタリーなので、そのほうがいいかと思って。

うちで飼っているリス。
すごくかわいい動作とか表情の時があるんだけど、
それを写真に収めるのってすごく難しい。
タイミングよく撮れないと、全然違うように写っちゃう。
これ、南極にどれだけクルーが滞在したって言ってたっけ?
映画上ではあっさりと20日がすぎるけどさ、
ここまでの映像にするだけの20日間。どれだけの時間を要したことでしょう。
あまりにナチュラルなので、着ぐるみ着た役者じゃないか?って思うくらい(笑)
その根性にカンパイです。皇帝ペンギン。
だから、マイクちゃんだっつーの。

マイクのテレビシリーズ第2回。
これ、好きだな。痛みの伝わってくる映像とストーリーだった。
本当に胸が痛くなった。
ラストも好きだったし。きれいごとだけじゃないところが。

日テレはこれをよく連続ドラマでやりましたね。
その企画をよくぞ通してくれました。
視聴率としてはあまりよくなかったろうに。
永瀬正敏もドラマに出るはずさ。

やきそば屋のおじさんは憂歌団の人なんだってね。
誰かと思ったけど。役者さんじゃないだろうな、けどこの人一体誰だ?って。
エンドクレジット見てたら、仕事でだし私が直接やり取りしたわけじゃないけど、
見たことのある看板屋の名前があった。
そういえば、横浜の看板屋だったもんなー。たしか南区。
磯村屋の看板作ったんだろうな。

2回目のこれは前田良輔監督の作品。
今、これ書いてて思ったけど、今回のマイクでは、
マイク周りの人間、圧倒的に端役にまわしてるよね。
それが私にはかえって好印象でした。
だから、無駄な登場人物多いんだって。
それ、いらないんだって。いらなくて十分なんだって。

永瀬くんにきょんきょん、むらじゅん、今回はUAがでてるし、
松岡俊介でしょ、予告のナレーターはYOU。夫婦3組でてるのね、このDVD1本に。
今となればむらじゅんとUAだけだけど。

このマイクはよかった!とはいえ、
話ごとに監督が違うから、次もいいとは限らないのよね。
ま、全部観てみるよ。けど2話はけっこう好き。

カオス理論

2006年3月23日 映画
バタフライ・エフェクトがおもしろいらしい、というのは
バズさんの見て思ってたのかなぁ。
なんかあっちこっちで聞いた気がしてて、
ディスカスでも品薄になってるし。
そういえば、ディスカス。CDもレンタルできるようになったね。

で、バタフライ・エフェクト。
こないだツタヤのお店に行ったんです。
もう準新作になってるんだけど、全部貸し出し中でさ。
けど、私が棚を見ているちょーどその時、お兄さんが1本、
返却されたこれをラックに戻しててね。
それ、借りてきちゃった。

「バラフライ」っていう響きからしてさ。蝶々だから。
ひらひら〜、ふわふわ〜、かろやか〜
なイメージでしょ?だからこういう映画だなんで思いもしてませんでしたよ。

中盤、ゴチャゴチャしてきて、あれ?あれはなんだったの?
へ?どういう意味だこれ??っていう時間帯があるんだけど、
観ていれば、あぁそういう意味だったのね、って思います。
ケイリーが死んだのに、大学生になって付き合ってるとこあたり、
あれがなんじゃ?と思ってたんだけどね。後になればあぁって。

切ないハッピーエンド、っていうキャッチコピーがついてたけど、
たしかにだね。その選択をしたのかぁ…っていう感じ。
冷静になってみれば、それじゃ出会っちゃいけない2人だったのかな
なんて思っちゃいますね。
DVDの特典映像に、別のラストシーンが2パターン入ってて、
そのハッピーエンド編。あれが一番よくあるエンディングって感じがしますね。
けど敢えて、本編のようなエンディングなんだろうね。正解!

私もあるし、誰でもあると思うけど
消したい過去とか、あの時こうしてればとか。
戻って修正することができたとしても、
ただその一部分を修正しておしまい!には、ならないんだろうね。
そこを修正したことによる別の事が起きる…
そういう映画です、これ。おもしろかったですよ。
なんだ?なんだ?からずずずーっと入り込める映画です。

ケイリーの役者さん。大変だったろうな、1人の人物をあれこれと、と思いました。
エヴァンよりも、エヴァンの周りの人のほうがいろいろ変わるからね。
レニーの人は3週間で9キロ増減したって、書いてあったよ。すごいね。
私も9キロ減したいわ…(笑)
原作も読んでないし、予備知識なしだったんですが。
柄本明ですねぇ。
主張しすぎないその存在がやっぱり。

ミステリーに属するんだろうけど、
謎解きに苦心したりする映画ではないので、予想ハズレになるかも。
いや、つまらないわけじゃないんですよ。
伏線はいくつも張られているし、
でもガッツリと観てる側に推理させる映画じゃないんです。
どんでん返しといえば返しなんだけど、
最後にどっかん!というのではなくて、
いつの間にかスルスルと、あぁそうだったんだーっていう感じで話が運びます。

本当の親は…っていう件。
私は、あれ聞いて、実際そういうものだろうって思いました。
とっても核心をついてました。

最後のエンドロール見て気付いたんだけど、
鶴見辰吾と杉田かおるが夫婦の役でさ。
これって金八じゃん!って思いました。そうなんだよね?この2人って。

細かいとこつけば、ん?ってパーツもあるんだけど、
流れとしては、ははぁ〜って流れていきます。
自分はこんな大人になっちゃいけないなって思うけど、
自分もお受験の波に飲まれる親になっちゃうのかなと不安に思ったりもしました。

頭ぱっか〜ん

2006年3月20日 映画
映画館で観なくてよかったー。
私にしたら、それはそれはつまらない映画でした。特に前半。
シュールなのかもしれないけどさ。
板尾がでてきても、クスリとも笑えなかった。
ひげのおいらんはおもしろかったけど。
あと、荒川良々と、阿部サダヲと。
大人計画の人のとこばっかじゃん!!

原作がそういうのなんだろうから、こういう映画になるのは
ある程度の予測はついてたし、なって当然なんだろうけど、
この映画観て、生と死とか、リアルとかについて考えさせられるわけ?
それもどーかと思うよ。

クドカンだからなの?こんなにキャストが豪華なのは。
みんなよく出たわね。クドカンファミリー的な人が多かったけどさ。
森下愛子とか、ブッキーとか。

なんだかのランキングで
(まぁ、それもたいしたランキングじゃなかったけどさ)
好きな映画監督の4位にクドカン入ってたからね。
あー、なしでしょ、これは。

木更津は楽しみにしてます♪
ソン・ガンホですよね。うん。
今回もまた味のある役やってますよ。
四天王が云々言うんじゃなくて、もっとこういう人にこそクローズアップしなさいよ。

キム・サギョンって俳優さんは初めて観たし知ったんだけど
(そんなにたくさん出てる俳優さんじゃないっぽいし)
この人、かっこよくない?
…↑で言ってることと矛盾してるけど(笑)

私、これの公開時に確か雑誌の広告だか映画館でのCMだかは観てると思うんです。
だから、そのキャッチコピーもたぶん見たことあったと思うんだけど、
それを忘れて観ていたので。
これって、未解決事件を題材にした話なんだね。

1986年〜1991年に実際に起こった事件をベースにしたフィクション、
と冒頭で字幕がでるので、物語の中には当然フィクションの部分があるんだろうけど、
実話に基づいているからね、全てがフィクションではないだろうし。
実際、2003年の韓国内でこの映画、けっこうな興行成績あげてるんだよね。
フィクションだらけだったらヒットするわけないもん。
映画化されるくらい向こうでは有名な事件なんだろうからさ。
私は未解決事件だって知らずに(忘れて)観てたから
DNA鑑定が適合しなかったあの時、「えぇ!!解決しないじゃーん!」
と思って怖くなりました。
日本でも3億円事件をドラマ化したりしてるけど、
それとは別ですごく怖かった。
3億円事件の犯人ってさ。非常に頭のよい人じゃない。
あれだけ世間を騒がせ(ってリアルタイムを知らないけど)
あっと驚かすような現金を奪って、
目撃者も物証も残しているのに逮捕されず。
それに誰も傷つけていない。ここ重要。
この映画の犯人は10人殺してるから、そのうち9つの事件は時効なんだってね。
今も犯人は捕まってなくって、最後の事件でももう時効を迎えるのかな。たしか。

昨日の夜中から見始めて、途中寝そうになったんだけど
(つまらないからではなく、時間的に)
目覚まして観始めたらおもしろかったよ。
ただ、怖いなぁーって思った。ほんとに。

捜査が雑でさ。1986年当時の韓国では本当にこういう捜査してたのかな。
してたのかもしれないね。拷問かけて無理矢理自供させて。
日本でも、1986年にはやっていなかったとしても、
過去にそんな捜査だってしてたんだろうな、と思いました。

もっと娯楽性の強い映画かと勝手に思っていたので、虚をつかれた感じです。
ミステリーとジャンルつけているけど、ミステリーなのかな。サスペンス?
犯人、捕まってほしいと、思います。ほんとに。
こないだ、O氏と一緒にCD屋さんに行って。
最近O氏と会うと、時々CD屋さんに行ったりします。
買いたいものがあれば買うし、目ぼしいものなければ物色して終わるし。
こないだはO氏に「お前さ、アメリ観た?」って聞かれ
「私、アメリ持ってるよー!あの映画大好き。私も妄想族だかた気持ちがわかるー」
「あんな恋いいよなー」とか話してたんですね。
で、「同じ監督の『ロスト・チルドレン』観た?それもおもしろいよ」
とオススメしてもらったので観てみました。

なんだろうな、このブラックメルヘンというか。
昔、こんな夢を見たことがあるような気もするし、
でもまさか見たことなんてないし。
不思議な既視感があるんだけど未体験というか。
それはそれは独特の空気と世界が見事に作り上げられている映画です。
そんなわけないよねー!ってことも、この世界でなら起こってもおかしくない、
と思わせるだけの説得力のようなものがあったり。

ミエットを演じるジュディット・ビッテのあの色気ったらすごいわね。
エロい色気じゃなくてさ、大人びたあの視線。すばらしい。

ついていけない人にはきっとついていけない世界だろうな。
けど私はあの世界で生きていける人間じゃないかもしれないけど
同じ空気は吸えるかと。好きでした。
ついに、手を出し始めた、テレビ版 濱マイク。
ディスカスに登録したころから、濱マイクシリーズはフルで予約リストに入れている。
が、いつも後回しにしていた。
けど、今回は、上位予約が全然来ず、マイク1弾がマダガスカルと共に届いたというわけ。
見始めてしまえば、加速するのが、たぶん私だ。

が、が、しかし。
私はまだ第1回しか観ていないんで、なんともいえないけど。
やはり、登場人物が多すぎる。みるくって何者だよ?
前にも言ったと思うけど、なんで茜が中島美嘉だよ?全然違うよ。
っていうか、茜が予備校??まじで??ふざけるなー!
茜を大学に行かせるために一生懸命だったあのマイクの苦労はなんなんだよ!!(笑)
むらじゅんだって、松岡俊介だって嫌いじゃないけど、
でも違うんだよなー、やっぱり。ナンチャンじゃなくちゃ。
確か、何回目かでナンチャンも出てくるはずだと思ったけど。
あといたじゃん。マイクの昔馴染みたちが。
彼らを差し置いてなぜ松田美由紀?アベサダもいるのか?好きだけどさ。ゲストも多すぎるし。
観てて気付いたけど、私、1回めは観てるわ。リアルタイムだったかどうかは忘れたけど、
ストーリー知ってたもん。
けど、なんだろな、このまとまりのないマイクは。
…まぁ、映画版だって「罠」なんかグダグダなんだけどさ(笑)

マイクの車はなんだか高そうになっちゃってるし。
映写室に間借りしていたはずの探偵事務所は日劇の屋上に移ってるし。
んー。んー。

このドラマが放送されてたのって、どうやら2002年みたいなんだけどさ。
永瀬正敏って、私の中では最上級にかっこいい人なんだけど、
私の年で永瀬好きってのは、実は少なくて、
もう少し年齢が上の人のがきっと多いんだよね。
ってことは、4年前の高校生とか大学生ととかがマイクを観ても、
かっこよさのわかる子はわかるだろうけどさ。
へぇ〜、ってくらいでしょ?映画版のマイクなんて知らないだろうし。
出てる俳優さんとか、全体のトーンとか、かっこよく仕上がってるんだけど、
初めてマイクを知る人たちがこれにがっつり来るかっていうと、そうでもない気がしたし、
昔のマイクを知ってる人たちからすれば、なんか違うなーという印象が残るような。

マイクは好きだから。無条件に好きだから、いいんだけどさ。

踊るのスキスキ

2006年3月7日 映画
吹替えで観ました。アンタッチャブルってペンギンでしょ?
いまいちよくわかんなかった。
逆に小木くん、大活躍ですよ。歌まで歌っちゃって。
で、岡田義徳は芸達者だね。今回はキリンさん役だけど、木更津のうっちー的。
前にも言ったことあると思うんだけど、
最初は、岡田義徳って、なんで?って思ったんだよね。
特別かっこいいわけでもないし、背も低いし、なにがあるの?って。
けど、なんだか徐々に自分のポジションを確立してきてるわね。

セントラルパーク動物園に住むライオン、アレックスが主人公のお話なので、
ニューヨークの街並みがでてきました。
グランドセントラルとか、タイムズスクエアとか。
記憶が新しいだけに、行った行ったーって思いながら観たよ。

私はムツゴロウさんじゃないから、
実際に動物と会話することはできないけど、
動物園にずっと棲んでる動物って、こういう風なんだろうな〜って思いました。
動物園にいるのが一番!狩りなんでできないよ〜、みたいな。
いきなり野生に戻されてもね。無理だよね。
うちのリスを見てても思います。お前は生まれてすぐにここで育ったから、
エサはもらうものだと思ってるし、野生に戻ってもすぐ死んじゃうか食べられちゃうかだって。

最近のCGってのはほんとにすごいねー。美しいね。優雅よね。
これって動物たちもだけど、波とか水とか、そういうのの美しさもまた。

やっぱりアニメだから、子供と一緒に楽しめる映画かと思います。
全然期待しないで観たんだけど。

すっごくよかった。好きだった、この映画。

ボクシングのレッスンの隣でやってたバレエのレッスンにちょっと参加してみて、
それがきっかけでバレエ、ダンスに目覚めていく少年のお話。

少年ビリーは11歳。
その、子供すぎず、でも決して大人ではない微妙な年頃だけに、
難しいけど、巧かった!(意味わかんないか!)

ビリーがね、踊って踊って踊って街を駆け抜けていくシーンがあるんだけど、
なんともビューティフルだったわ。
それにね、一番素敵なダンスが、パパの前で踊るとこね。

ダンスが嫌いとか、興味ないって人でも絶対楽しめると思うよ。
だって、私だって、ダンスがいいからこの映画が好きって、それだけじゃないもん。
泣いたのよね、この映画。何度か。
まさかこんなに泣ける映画だと思わなかったわー。
ビリーには未来がある。うん。

最後に、アダム・クーパーがでてきます。
バレエに興味なんてない私でも、その名前くらいは聞いたことがあるアダム・クーパー。
彼の存在も、この映画にはなくてはならない存在です。
熊川哲也と親友らしいよ(笑)

えぇ?バレエ??と思った人。
騙されたと思って観てごらんって!!
ジム・ジャームッシュ。さすが。
個人的にわりと好きかも。
作品により波がある気もするけど。

とはいえ、この映画。
なにこれ?と一言で片付けてしまうことも十分可能な映画。
正直、ん?って思うものもある。意味わからない箇所もけっこうあった。
って、短編集なんで、これ。
それに、日本人の私が観てたらわからないジョークというのもあるし、
わからない俳優というのもいたりして。
この俳優と俳優がこうして共演しているおもしろみを十分に吸収することができない。
そういう面も多く、それが残念。って、私が知らないからなんだけどね。

でも、なんていうのかな。
映画、映画してないというか。
観てる側に委ねてる部分も非常に多く、
そこを狙って遊んでる映画な気がします。
観てるこっちがリラックス、それならリラックスの映画に。
観てるこっちが嫌いと思えば、はいそれまでっていう映画。
気負って観るものでは決してなく、
むしろ、BGM的な存在の映画なのかもしれない。

イギー・ポップの音楽は、さすがの存在感だ。

レインマン

2006年2月19日 映画
今度は映画のほうを観ました。
トムが若いねー。なんたって26歳の設定だもんね。
実際、26歳だったのかな。今の私と同じ年だよ。
こういう映画に出てればよかったのに、トム。
中途半端に地位を確立しちゃったからいけないのよ。
…トム嫌いなんで、すみませんね。個人的で。

ダスティン・ホフマンの演技は素晴らしかったです。
私の中で、ダスティン・ホフマンといえば、
すっごいジェントルマンなおじさんのイメージだったので、
こういう役が全然浮かばなかったのです。
(とか言いつつ、ダスティン映画、全然観てないけどね)
けど、これでアカデミーの主演男優取ってるんだってね。
そりゃそうだ。うん。

いい映画だった。
が、しかし。

舞台を観た私には、舞台のほうが際立っていたので、
レインマンといえば、ダスティン・ホフマンでもなく、トム・クルーズでもなく、
橋爪功と椎名桔平だわー。
話は同じといえども、やっぱり舞台はちゃんと脚本が書き直されていて、
しかもね。舞台向きといえばそうなのかもしれないけれど、
もっとダイレクトな脚本だったの。それが余計に涙を誘ったもので。
序盤から、後半への伏線が張られていて、
もちろんそれは私だって気付いていたんだけれど、
あぁ、そうだよね〜と思って涙してしまったし。
どうしても舞台の印象が光りすぎていて。
観たもの一昨日だしね。
私は、誰がなんと言おうと舞台派です!(笑)

けど、映画ももちろん、じわんとあったかくなる、いい映画です。

ジャズやるべ

2006年2月13日 映画
これは来ないだろうと思ってたら、送られてきました、ディスカス。
私、ウォーターボーイズ観てないので、初矢口作品になると思うのですが、
こういう雰囲気なのかな、ウォーターボーイズも。
ウォーターボーイズから一気に売れっ子映画監督になっちゃったね、矢口さん。
思った以上に単純な映画でした。
というと、すごく響きが悪いですね(笑)
決して悪い意味じゃないんです。シンプルって言葉を使うべきかな。
ヘンに抑揚をつけて、感情を煽るようなことがないのが好印象。
私は、まだ慣れない感じです。矢口作品に。
別に嫌いってわけじゃないんだけどね。

この話って、based onでしたっけ?違うんだっけ?
上野樹里がかわいかったです。高校生!って感じのだらだらさと一生懸命さとが。
ぽつぽつとけっこうな俳優さんがでてますよね。
谷啓さんもだしさ。西田尚美もあっさりだったね。
でも、それでいいのか?よりも、な〜るほどねという感想です。

ラストの音楽会のシーンは、素敵です。
音楽を聴くという意味でも楽しめます。
がんばったんだな〜って、つい応援しながら観てたりします。

宮崎サイコー!

2006年2月4日 映画
ハウルもアカデミーの長編映画にノミネートされたんだってね。

昨日、金曜ロードショーでやってたので久しぶりにナウシカを観ました。
最近、ナウシカ頻度が減っていたけれど、
やっぱり覚えてるとこは覚えてました。
って、場面じゃないよ。ストーリーでもないよ。セリフね、セリフ。
私、ナウシカってかなりセリフまで覚えちゃってるくらい大好きなんですよ。
それでも忘れてるとこあったけど。

大人になってからのほうが好きかも、ナウシカ。
昨日もナウシカ観ながら泣いてたんですけど。
だって、かっこよすぎるよ、ナウシカ。
瘴気の濃いところで、マスク取って笑うんだよ。
谷の人の言葉聞いた?「姫様が諦めない限り諦めるな」って。
なんて素敵な人たちなんでしょう!!

これって、遠い未来の話じゃん。
けど、未来人も捨てたもんじゃないよね。
・・・アニメでした、すみません(笑)
でもさ。そういう暖かさ。私も持ってないけどさ、持っていたいよね。

うちの三味線もテトみたいになってくれたらいいのに。
と思わずにはいられません。
それが叶わぬ夢だとわかっていても(笑)

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