金曜ロードショーにて。
これね、映画館で観たのよね。珍しく前売り買ったのよね。
前売り特典のブックカバー、ありますよ（笑）

永瀬正敏好きなもので。はい。
ロードショーのあとに、たしか、SUZUKIのCMやってて、福山を見たんだけど。
やっぱり福山はかっこいい。うん。とってもかっこいい。
私からすれば、キムタクなんかよりも全然かっこいい。
でも、なんだかんだでやっぱり。
永瀬正敏が1番なのよねー。
目が好きなのよねー。
私、自分が奥二重なので、ぱっちり二重の人にはすごく憧れます。
やっぱ、かわいいしねー。エビちゃんとかさー。
福山も二重だし、ああいう顔はきれいです。
でもね。私、一重の人、好きなんだ。かなり矛盾したこと書いてるけど（笑）

だって、私の中でのイケメンTOP5。
1・永瀬正敏　2・ユースケ・サンタマリア　3・吉井和哉　4・野村萬斎　5・伊原剛志
吉井さん以外は見事に一重。ね？
（ね？じゃないだろ・笑）
見事に全員年上、30代以上。しかも3人66年生まれ。
私の中では66年生まれがアツいのだ！

いけない、いけない。隠し剣の話してたんだった！
私のイケメンなんかどーでもよかった！
で、隠し剣。これ、藤沢三部作なんでしょ？
たそがれ・隠し剣・武士の一分って。
後付だろうけど、三部作なんていうの。
で、その三部作のうちで1番インパクト薄いのがこれ、隠し剣だと思う。
清兵衛の2番煎じ扱いされちゃったからね。
で、一分はさ、キムタクで話題集めて巻き返してさ。
完全に山田洋次の作戦負けだと思う。
話そのものとしたら、悪くはないと思うのだ。
かといって、いい！って絶賛するものでもないとは思うけど。
いやいや、そういうとこを狙って作ってるわけでしょ？
で、たそがれが思った以上に高評価だったために
「じゃ、次もいっとく？」みたいな感じに受け取られちゃったのよね、これ。
意図したわけじゃないとはいえ、なんか、かわいそうだな、この映画の扱いが。
と、永瀬好きの私だからこそ余計に思うわけです。

劇場に観に行った時、友達との間でしばらく隠し剣がブームになったからね。
あれはいいと思うよ。穏やかで優しくてまっすぐな宗蔵さんがさ、
ここで隠し剣を使ってくれたっていうのがね。
先生もだから宗蔵さんに隠し剣を伝えたのよね、って。
個人的には、お墓のシーンで終わってくれてよかったと思うんだけど、
まぁ、きえのところに行かなくちゃ、形つかないだろうからね。

今回、見ててなんか気になったのが
田中泯さんの言葉ね。宗蔵さんが、かなーり地の言葉を使っているのに対して
泯さんはなんか、なめらかな言葉使ってたんだよね。
話からすると、泯さんは宗蔵さんみたいな人だったんじゃないの？
ってことは、昔から地に住む人だと思うんだけど、
なのにあの言葉の違いってのはちょっと気になったかも。
ただ、あんなに露骨なだけに、これは意図してるのかな？とも思った。
今回、冒頭シーン20分くらい観てなかったんで、ベースがわかってないかもしれませんが。
どこか別の土地から来た人なんだっけ？

緒形拳がまぁ〜いやなじじいなんだよねぇ〜（笑）
で、キャプテンウルトラが、絵に描いたような手下っていうかさ。
緒形拳にはウルトラ、芹沢には新見、ジャイアンにはスネオ。
こういうのは日本に古くからあるスタイルなのかな（笑）

ツタヤに1本しかないのに、
ひっそりといたので、借りてきました。

これね、予告はどこかで観たことあったかもしれないけど、
ほとんど、前知識なしで観たの。
ストーリーもわかってなかったし。
それが余計にこの映画を楽しむことができたかも。

蒼井優が着ている服がかわいくて、
エンドロールで美術協力を注意深く眺めてみたら
私が好きな服のブランドがいくつかあった。

ちょっとネタバレになると思うので、
これから観るとか、内容知りたくない人は読まないでくださいね。

おかあが島を出て行って。
なんとなく、病院っぽい風景だっていうのは認識できたから、
入院したのかなぁっていうのは予想できたんだけど、
それをすっかり忘れて観てたので。
そっか、そっか。そうだったのか。って思いました。

風希が写真を撮れるようになったとき。
井の頭公園の弁天橋で、親子に使い捨てカメラ向けて。
それで泣けた。なんなんだろうね、これって。

で、そこからけっこうボロ泣きでね（笑）
こんなに泣くとは思ってなかった。
泣ける映画が観たいなーと思ってたところだったけど、
予想外に泣ける映画を観ちゃいました。

風希が竹富に帰ってきた夜。
島のみんながぞろぞろと風希に会いに来るのは
そりゃないだろ？とちょっと思ったりもしたけど。
でも実はあるのかなぁとすぐに思い直しました。
あんなに一度にたくさんの人が来るかはわからないけど、
きっとみんな顔なじみで育っているところであれば、
あの状況っていうのも、不思議なことじゃないんだろうなって。

熊澤監督は、確か、虹の女神の監督だと思います。
虹の女神も好きだったし、
あの映画も、なぜかすごく気になってすごく観たくなったんだよね。
最初は、熊澤監督と虹の女神が繋がらなかったんだけど、
エンドロール観ててふと気付いて。
そっかぁ。こういう映画を作る人なんだなぁと改めて思いました。
えぇ！でも調べてみたら、親指さがしもこの人なの？それはかなりがっかり（笑）
観てないんだけどね、親指さがし。けど観たいと思わないし。

ナビィといい、ニライカナイといい、
沖縄のあったかさ、島のあたたかさがいっぱいの映画だね。
DVD買おうっと。

ニライカナイから、幸せの手紙が届きます。
って観終わったあとに。
携帯開いたらO氏からメールが来てた。
なーにげないメールね。
かといって、O氏から頻繁にメールって来るわけでもないし、
用があるとメールよりも電話してくる派なのね、O氏は。
今日は誰からもメールも来ない日だったのに、
そんなO氏から、ニライカナイを観た後にメール。
タイミング、よすぎるよ、O氏。
ニライカナイからの手紙だ。
こういうのは、彼の天性のものだな。
こういう大らかさというか、なんていうか。
こじつけだろ？と言われそうですが（笑）
けどさ、まぁ、そういうふうにできているものなんだね。
O氏のタイミングのよさっていうのは、
きっと私だからタイミングがよかったんだよ。うん。

今度、O氏に会ったら、このO氏からのニライカナイメールの話、しようっと。

ジャンボって木村まさやって言うんだっけ？
知らなかったー。知ってたとしても忘れてたー。（つまりは知らなかった）
やっぱ、ファミレスで運命の出会い・・・ないだろ、そりゃ（笑）
私の友達、Bくんの後輩は、今度結婚するらしいが、
嫁はマックで出会ったらしい。
ってことは、ファミレスでの運命の出会いもあるのかなぁ・・・

都内のBIG BOY情報求む！
公式HPとかないのね、BIG BOYって。
早稲田の近くにあるのは見つけたけど、
わざわざ馬場ってのもねぇ〜

これも久しぶりだねー。3名様。
つたやんにて借りてきました。

あいかわらずミッキーのファッションセンスはとんでもないね。
今回は、なんかまっつんがキレてた気がします。
・・・いや、そう大差はないか（笑）

けど笑えるわ、やっぱ。
人類2つにわけるなら、私はこっちの部類に入れると思う。

空いたね〜。半年も空きました。半年以上だね。
5巻を観たのが去年の6月の終わりです。
久しぶりの新選組です。
なんでこんなに空いちゃったかっていうと、
私がディスカスで借りっぱなし放置したこともあったんだけど、
6巻の在庫がずっと少なくて、なかなか届かなかったのです。
やっと届きました。

あまりに久しぶりなので、
前回どこまで観たのか覚えてないよーと思ったんだけど。
さすが、史実を知ってると強いねー。
前回までの詳細を事細かに覚えているわけじゃないけど、
流れはすんなりわかりました。なので、あれ？こんなだっけ？とかいうのなく、
サクッと観ることができました。

次巻、いよいよ新選組結成になります。
なので、この6巻は新選組結成にいたるまでの動きの回です。
新見さんが切腹させられました。
「せんせぇーーっ」っていう一言はよかったねー。
相島さんって、主役をやる俳優さんじゃないんだけど、
新見錦みたいにさ、親玉の下にいるキレ者、みたいな役多いし
そういう役、びったりこなすよねー。

本当に、日本というのは恐ろしい国だったんだねー。
切腹だよ？腹切りだよ？自分で自分のお腹に刀刺しちゃうんだよ？
しかも、刺した刀を横にずずずいーっって。
あり得ない！ギロチンのほうが理解できるよ。切腹って！
それがたった160年くらい前の出来事だなんて信じられないですね。

佐藤浩市、前にも絶賛したことがあったと思うけど（笑）
うまいねー。ほんと、安心するね。
佐藤浩市が芹沢って、イメージちょっと違うなぁって思ってたんだけど、
いやいや、あのふてぶてしい感じ！回を追うごとに芹沢的になっているように思います。
で、次はいよいよ、芹沢鴨が始末されるんだね。

これから新選組の本番、メインの時期、もっとも勢いのあった時期ですね。
次回予告でもいよいよ歴史の表舞台に立つ、って言ってたけど。
そうです、池田屋事件です。楽しみだなー。

私が自分で所有している新撰組の本というのは
全然なくって、大石学さんの「新撰組」っていう新書だけなんだけど、
また読み直そうかなーと思いました。

会津藩と、そのおまけだった新選組って、
なんか、いい子ちゃんだったんだろうね。
長州や薩摩みたいに、日本乗っとったる！みたいのがなかった。
それが結果として、時代の流れに逆行することになっちゃっただけでさ。
永倉新八日記だったっけな？って本は読んだことあるんだけど、
今度は、松平容保って人物に興味が湧いてきました。会津藩主です。
このドラマの中だと筒井道隆が演じてる役ね。
実際、どこまで幕府に忠誠を尽くす思いだったのかはわからないけど、
この時代の会津藩って、いろんな意味で、日本の歴史からは見落とせない存在だよね。

幕末はおもしろいな〜。実におもしろい！
やっぱり長州ファイブ、観に行こうかな〜。

ただ一つ。
美雪太夫のところで、近藤さんは坂本さんと偶然会うんだけど。
なんか、あの辺がね、ちょっと無理矢理だったかな（笑）
ま、そこは史実じゃないとこだから、無理がでてもしょうがないんだけど。

あ、あとね。舞の海は演技、無理だね（笑）
しかも、そそくさと斬られちゃって、ちょっとかわいそうだった。

斎藤さんは、しんぱっつぁんのおかげで、あんなにあっさりヤクザと縁が切れたのかしら？
ちょっとあっさりしすぎだけど。斎藤一って人は、結局謎に包まれたとこが
多いままの人だったみたいだからね。

すっごく観たくて借りたわけではなく、
ツタヤのお店で見かけて、なーんか気になったので借りました。

んー。
なんだかなー。ちょっと微妙だな、私には。
静かな映画が好きな私としては、嫌いじゃないんだけど、
この映画はんー。
なんとも言い難い。
素のもどかしさとか、空気感がいい、といえばいいのかもしれないけど、
それだけに、どこか掴みどころがなくて、
ずっとずっとそのまま話が進んで。
特に、前半の17歳の頃のヨースケとユウが、
ちょっと間延びした気がしたな。いいんだけどさ。

で、え？って展開で終わるという。
うーん。気持ちの持って行きようがない展開だった・・・

原作は既読ですが、ドラマを見ました。1巻。
こないだ、ツタヤに行った時、
たまたま目に入ったアンフェア。全部貸し出し中だったんだけど、
たまたま1巻だけが1本、あったんです。
ドラマおもしろいって言ってたし、原作と結末違うらしいし、今度映画やるし、
なんて思ってね。
2巻があっても3巻があっても借りられないけど、
偶然にも1巻があるから見てみようかなって。

アホの涼子なのに、かっこいい女優さんになっちゃって、ねぇ〜（笑）
1話、2話はまだプロローグってとこかな。
けど、これ、俳優陣が渋いとこ押さえてるよね。
寺島進さんもだけどさ。西島秀俊とか。
連続ドラマに出てる西島秀俊を久しぶりに観る気がしました。
またツタヤに行って、2巻があったら借りようと思います。

ササクラと塚地は、間宮兄弟以来、今も仲いいらしいね。

江國さん好きなんです、私。
のわりに、小説の間宮兄弟はんー、そんなでもなかったんです。
だってね。
まぁ、この映画だって客観視すれば、
とんでもなく気持ち悪い兄弟なんですけど（笑）
小説もね、気持ち悪い兄弟2人、って感じだったもので。

いや、実際ね、
この年でこれだけ仲良しの2人暮らし兄弟がいたら、
周りからかなり奇異な目で見られると思いますよ。
けど、さすがは映画だけあって、
なんか、こっちとしては見守っているような心境になるね。

ササクラの浴衣姿がとてもいいね。
佐々木さん、けっこう好きなんです、私。
で、細身だし、姿勢いいでしょ、この人。しっくりきてた。うん。

私、今日、車運転しててね。
なんか、ちょっとイラついてカリカリしてたの。
それを思い出してね。
もっとのんびりしなくちゃいけないなーって思ったよ。
もう少し警戒心解いてもいいのかなーとも思った。

ほのぼのしたいときに。

まぁ、深田恭子が天使役って時点で
まず観ない映画です。普段なら。
（フカキョンファンの人、ごめんなさいね）
私、こういう類の映画、自ら選ぶこと、ないですから！

じゃ、なんで観たかといえば、
それはもちろん永瀬くんが出ているからです。
だから観たんです。はい、きっぱり言います。永瀬目当てです。

だから、話としては、
あぁもぉ、予想通りというか。
どっかで聞いたことある話ですよ、どのエピソードも。
むしろ、若干使い古された感のあるエピソードばかり。

永瀬正敏がね、父親の役なの。
ガーナのCM出てる子、いるじゃん。役ではちぃちゃんなんだけど、あの子のパパ。
特典に試写会の様子も収められてて
その中で永瀬くんは“念願の父親役”と言っていたけど・・・たぶん違う（笑）
初の父親役だそうです。ま、そうだよね。
年齢としては、父親役でも全くおかしくないんだけど、父親役のキャラじゃないもんね。
だから、父親がまったく板についていませんでした。
そういう目で見ていたからかもしれないけど、
なんか、いい表情があまりなかったんだよね、この映画だと。

西田尚美があいかわらずかわいかったな。この人好きなんだ。

けど、映画そのものは、ひどいかもしれないけど、つまらないです。

いいね。うん。
個人的に、マイクの取り巻きが嫌いな私としては、
最後のみんな大集合っていうのも好きじゃないし、
茜の長セリフも好きじゃないけど、
最終回らしい最終回で、嫌味なくいい風吹かせて終わってくれたと思います。
利重さん、うまいね。
好きなのは、6話とこれかな。

ノブさんがかっこよかった。
今までもかっこよかったけどさ。
またドラム叩いてるとこあったの。メイキングの中にね。
すっごくかっこいい、ほんと、さっすがはブランキー。
SIONもまたいい空気醸し出してる。
あの声が渋くていいね。

　

俺の名前は濱マイク。本名だ。

やっぱりマイクは今も黄金町で探偵やってるにちがいない。
　
　

エンディングにいるみるくは余計だな。
やっぱり、マイクの側にいるのは、茜と星野くんじゃないと・・・

本放送がたしか2002年。
やっと全部観ました。
やりすぎでしょ？ってのもあったし、
それ、マイクか？ってのもあったし、
けどやっぱりマイクはかっこいいなぁ。
・・・永瀬正敏がかっこいいんだけど（笑）
ダメだ、私はやっぱりこの人、大好きだなー、うん。

マイクはずっとマイクであって欲しい！

原作は読んだんです。
深津絵里も大好きだし、寺尾總も好きだから観てみたくって。

映画には大人になったルートがでてきます。
それが吉岡秀隆。原作には、もちろんルートはでてくるけど、
それは10歳のルートで、大人になったルートはでてきません。
だから、大人になったルートがでてくることでどうなるのかなって思ったけど
あれなら、ありですね。
ただ、あんなにいろんなもの貼り付けて（「素数」とか書いてあるマグネットとか）
授業をしてくれる先生は、まぁいないと思います（笑）

原作にあるすべてのエピソードが詰め込まれてるわけじゃないけど、
そんなことしたら当然無理が生じるわけで。
映画は映画らしく、すっきりまとまっていると思います。
ルリ子の態度の変わりっぷりだけが、なーんか不自然だった気もしますが。

ただ、私にとっては
すごく大好きな映画でした。これ。
深津絵里もほんと、好きだし。寺尾總、好きなんだな、私。
ルートが病院に運ばれて、ママが病院で言った一言にルートが怒って、
それからルートと仲直りしてっていうあそこ。泣けちゃったよ。
最後も泣けた。それは寺尾聰に泣いたの。

柔らかくって明るくて、いいと思います。
もう一度、原作を読んでみようと思いました。

私、ほんと、寺尾さん好きだなー。ほかのも観てみようと思ったし、
宇野重吉の映画も観てみようと思いました。

母が観たがっていたので、借りてきて一緒に観ました。
あいかわらず、マサコさんは最高です。
母は「変わった映画だねー」と言っていました。
どうやら、日本で「かもめ食堂」というのを、マサコさんがやっている映画だと
勝手に思い込んでいたようです。

一度観て、免疫ができているのか
えっ？虚をつかれるところは少なくて、なんか納得できました。

今度、シナモンロールを作ってみたいと思っています。はい。
あんなに上手にはできないと思うけど。

いったい、どれだけ借りちゃってるんだろ、これ・・・
ディスカスでずっと借りっぱなしで。やっと観ました。ふぅ。

んー。
期待しすぎたかなー。
ってほど期待して観てたわけじゃないけど。
どーもね。うーん。
なにが言いたいのか、結局よくわからなかった気がする。
なんの解決にもなってないよね、って感じ。

早いとこ返して次を観ようっと。

劇場公開されてる頃から、
私の好きではない方向へ話が進むのだろうと見当はついてました。
だって。原作は読んでるだけど。
あれに、映画に求められる結末なんてないじゃない。
「映画オリジナルのエンディング」って言ってたけど、
そうせざるをえなかっただけじゃない。

とわかって観ていたので。
やっぱり・・・って感じです。
なんか、安易だな。いいの？江國さん。

全部観たけど、全然おもしろくなかった。

武蔵野館だったかな？新宿の。
でやってるのは知ってるんだけど（たぶん今もやってる）
どーも古くて設備がよくないらしく、
だったら渋谷まで行って観ようと思ってたんだけど。
どちらでもないとこで観ました（笑）

観たかったんだー。ゆれるは、ずっと。
別にオダギリジョーが好きとかじゃないんだけど。
エンドロール見てて、是枝さんの名前を見つけて
そこでやっと、そういえばこれ、是枝さんがなんか関わってたなって思い出しました。

扱うテーマというか、主題というか、
だいぶ重いです。自分の兄が殺人犯になるかならないか、
自分の証言にかかってる、っていうことなんで。
ただの兄弟愛ドラマには、さすがになってません。
なんか、そういう域には納められないというか。
それだけに、単純に感動の兄弟愛とかでもないです。

香川照之がさ。巧いねー、この人。
こういう脇役俳優さんっていうのは、年をとってから光ってくるのよね。
大杉漣さんとか、寺島進さんとかさー。
だってこの人、10年前はこんなに映画出てなかったじゃない？
ちょいちょい見かけてはいたけど。
けどこの人、歌舞伎俳優だっけ？と誰か女優さんの子供なんだよね。
で、東大卒で、この演技。文句のつけようがない。
素直で優しくて稼業を継いでしっかり者のお兄ちゃんから
ちょっとずつ狂ってくる、本音が表れてくる人物が
ほんと、巧いよ、うん。
ねっとりした感じ、思わず嫌悪したくなる、
そういうのが演じられるっていうのがね、巧いねー。

ピエールも、きむ兄も、トモロヲさんも出てます。
最近、よく映画で観る人たち。
トモロヲさんはやっぱりそういう役どころなのね。あの声ですからね。

新井浩文がなにげに重要キャラです。
この人、なんでそんなにウケるのかなー。
ギラギラしてない感じがいいのかなー。
なんていうのかな、いい意味で特徴がないというか、
うーん、ちがうな。色が強すぎないというのか、なんでもできるっていうか。

帰りの車の中で、自分だったらどうするかなーと思いながら帰ってきました。
猛くんと同じ決断をするのは、相当根性のいることです。
いくら法廷で宣誓させられても。
いろんなことを考えます。はい。

久しぶりにDVDを観た。もうこれ、どれだけ借りちゃってるんだ？（笑）

今回の監督はアレックス・コックスです。
ほんと、これ、連ドラっすか？ありえないでしょ、普通。
ドラマに域に収まってるんだ、これ。すごいわー。

今、解説読んで知ったんだけど、
マカロニウエスタンのオマージュ？パロディ？の瀬戸際みたいな作品なんだってね、これ。
私はその、マカロニウエスタンを観ていないのでなんとも言えませんが。
それだけに、よきにせよ、その逆にせよ、ドラマじゃないです。

ついでに、なんていうかなー。
マイクの仲間たちのエピソードが、なんていうか、こそばゆいというか。
観てて恥ずかしくなっちゃうんだな、なんとなく。
特に、ラストのシーン。みんながマイクの事務所に大集合してるとことか。
ノブさんまであそこにいるって、ありえないでしょ？キャラ的に。
あれはないないない・・・
マイクの世界とはちょっと違うラインで出来上がってるとこがあるんだな、明らかに。
まぁ、私の勝手な決めつけといえばそうなんだけど。
で、今回の主役はノブさんなわけ？みるくなわけ？みたいな（笑）

でも、ゲスト監督だし、それまでのマイクを知らなかっただろうし、
そういう意味では、海外からの監督でよくここまで作ったな、というのは
素直にすごいと思います。

ゲストの田口トモロヲは、ほんと、日本映画や日本のドラマには出てこないキャラなんだけど、
あのキャラとして、いい味だしてました。かわいかった。
普通に考えたらありえないけどね。

田口トモロヲに、中村達也に、と音楽好きにもぐっとくるキャスティングですね。
それに、メイキングでさ、中村達也がドラム叩いてるのが入ってるの。
今回、スカパラが冒頭でライブやってるんで、そのドラムセット叩いてるんだけど。
さすが、かっこよかったー。
私、なにげに昨日、ドラム習おうかなーと音楽教室のサイトとか見てたんで、
感化されて「これはドラムやるしかない！」と思っちゃいそうでした（笑）
あれだけできるようになるには、どれだけスティック振ってるんだろうね。

ストーリーとしては、娯楽性があっていいと思います。
マイクとしては、ちょっと微妙なラインもあるけど（笑）
ま、個人的な感想なんで。