のだめ後編

2010年11月16日 映画
プラハだっていうからね、観ておかないと。日曜に観ました。

プラハは、のだめちゃんがデビューするミルヒーの公演の舞台なのね。
ま、映画はだいたいはパリ舞台なので、プラハがそんなにたくさん出てきたわけじゃないけど。

のだめは見てなかったし、読んでなかったけど、
千秋先輩が大好きなので、楽しんで観ました。
のだめのおかげでクラシックもより一層聴こうという気持ちにもなったし。
そりゃ、クラシックブームにもなるわ。
のだめのベストをこの間借りたので、
その中に入ってるドヴォルザークでプラハの予習をしたつもりになっています。
マーラーは全然入ってないんだよね。
ラベルやモーツァルト、ベートーベン、ラフマニノフ辺りが多いのかな。

バブルへGO!!

2010年11月6日 映画
観るつもりなかったんだけど、
テレビつけたらやってたんだもん。
え?こんな時間からだけど放送するの??って思っちゃったよ。
日本シリーズのおかげで190分延長だって。
すげー。3時間以上番組ずれ込んでる(笑)
F1の予選なんて、ごくごく短くカットだな。(見ないけど)

本広さんの力なのか、亀山Pの力なのか知らないけど、
よくこの企画が通って、映画になるよね。
コメディにしても、どーも…(笑)
フジテレビってお金あるんだなぁって思って観ちゃった。
もっといい映画作りたくても作れない人、いっぱいいるだろうに。
世の中、金だな。うん。

私は、バブルの時代にはこの世に生まれてはいましたが、
バブルの恩恵に預かるような年ではなかったので、
当時がどんなだったのか、わかっていません。
本当にお札ひらつかせてタクシー捕まえたりしてたのかな。
本当にあんなの世の中が浮かれポンチだったら、経験してもみたかったけど、
バブルを知らないなら知らないでよかったと思っています。
バブル時代があるからこそ、それを引きずるわけではないけど、
その人の常識としての経済観念が違っている人を、たくさん見てきました。
あの頃を知っているから、不況になったからってそっちに対応なんかできないんだよね。

映画の話としては、コメディですが、
鑑賞するほどの話ではないと思います。

phantom

2010年11月6日 映画
BSでやってたのを観ました。
これは、映画館にも観に行ったんだよね。
2004年の作品だって。もう6年も前なのか。
映画を観に行って、四季も観に行ったっけなぁ。(1人で)

この映画は、モノクロ→カラーになるところなんて特に、
非常にきれいで巧く、映画ならではの怪人になっていると思うのです。
シャンデリアの落下シーンも、
なんせシャンデリア自体がスワロフスキーでできたホンマモンなので迫力があります。
正直、四季のそれより、映画のほうが迫力があります。

ま、これは、無料放送で観ている私が悪いんだけど、
ノーカットじゃなかったのよね、これ。
あー、もう繋がりとかわからなくなるようなカットに仕方をしないでくれ…

2004年当時気づいていましたが、
私、ライオンキングも好きだし、キャッツも好きだけど、
いわゆるミュージカルは得意じゃないんだな(笑)
映画になっても「ミュージカル」なので。セリフは歌ですから。


Dr.パルナサスの鏡

2010年10月23日 映画
パルナサスは、あらすじも知らない、前知識をほぼ入れない状態で観ました。
もっとファンタジーな映画かと思ってた。違った。
大人のファンタジーというか、ある意味ブラック・ファンタジーというか。

とにかく、鏡の世界=想像世界の映像化がすごい。
イメージしやすく例えると寝てる時に見る夢だな。
夢の映像化に成功しているのが、すごい。
夢ならではの不整合性とか突拍子の無さがちゃんとあるのに、
話の大筋は理解できるっていう。
他人の夢なのに「あぁ~」ってわかるっていうのかな。
あれはうまいなぁって。

テリー・ギリアムって、ラスベガスをやっつけろの監督なのか。なるほどね。
ヒース・レジャーの遺作となったこれは、撮影中にヒースが他界して。
その情報はさすがに知ってたんだけど、
実際に映画を観て、こういう展開になって作品が完成するとは、脱帽ですね。
ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルは出演料をヒースの娘にあげたんだって。
素敵な話じゃない!
監督は、ヒースの代役を申し出たトム・クルーズを、
生前のヒースをよく知る人に演じてもらいたいって理由で断ったんだって。
素敵な話じゃない!

ダークナイトの鬼気迫る演技がとにかく素晴らしくて、
あれが遺作になったほうがよかったんじゃないの?なんて思っていたけど、
この映画がこうしてちゃんと作品になって、よかったなぁって思いました。


この映画は、予告をたくさん見たなぁ。
たまたまその時期に、映画館に行くことが多かったのかなぁ。
とにかくよく見た。
おねがいします、おねがいします、おねがいします、って土下座するのはどのシーンかなぁと思ったら、
そこか…って思いました。

まぁ、想像するだに、そうなるだろうね、みたいなベタな展開に、
想像以上のデフォルメされたキャラクターもあったけど(スズヤコウくんとかね)
なにがいいって、お母さん(森口瑤子)のセリフだと思う。
丈夫に産んであげられなくてごめんね、なんて言われたら泣けちゃうよ。

あとは、岡田将生だね。それに尽きる。
食わず嫌い見てて、母とも言ってたんだけど、
そりゃこんなに顔が整ってて背も高かったら目立っちゃうよね、原宿で声かけられちゃうよね、って。
とにかくかっこよくてよい。この人の声も好きだな。ちょっとほわっとした声。

ストーリー云々ではないかな、映画自体は。

第三の男

2010年10月17日 映画
これも映画の予習です
この映画の舞台は全編ウィーン。
といっても、第二次世界大戦直後のウィーンなので、
今とはだいぶ違うんでしょう。
と同時に、今なお同じような場所もあるんでしょう。

こういう映画を観ると、
私は現代の映画に慣れているんだなぁと痛感します。
モノクロ映画が嫌いなわけじゃないんです。
っていうか、むしろ好きです。
光の演出がうまいな、というのもわかるんですが、
そこで「うぉー!」とまで思えないんですね。
当時は画期的であったことも、
今観ても画期的だってことはわかるんだけど、
驚くほど鮮烈な印象にならない、とでもいいましょうか。

けど、、おもしろかったですよ。
あちこちに張られた伏線、第3の男って誰なんだ?という謎解き、
ホリーとアンの行く末はどうなるんだ。
慌ただしくなく、焚き付けられるわけでもなく、
純粋に観ていられる映画だと思います。
それが名作ってやつなんですかね。


プラハで撮影した、ってネットで見つけたので観ました。
といっても、前編はほとんどパリなんだって。
たしかに、ほとんどパリだった。
冒頭はウィーンだったけどね。
旅行の予習です。

のだめはドラマは見ていなくって、
スペシャルは見たのかな。
けど、話題になったし、だいたいの話はなんとなーく知っています。
千秋先輩、大好きです。
千秋先輩みたいな人がタイプです。

なので、決してのだめフリークというわけではないんですが、
これは映画館で観ればよかったかなぁと思いました。
オーケストラの場面は、やはりとてもよいです。
そのために、映画館で観たらよかったな、と。


この映画は、後編ありきなので、
観に行っている人も、当然そのつもりだからいいと思うんだけど、
完全に前振りの映画になってます。
今月末に公開のSPもそういうことなんだろうな。

後編もすぐに観たいところですが、
(だって肝心のプラハは後編)
後編はまだ新作なんだよねぇ…(渋っている)


カイジ

2010年10月13日 映画
今度、金曜ロードショーでやるらしいけど。

藤原竜也が、程よく小汚くて上手です。
香川照之の上手いのは言わずもがなです。


原作がマンガなんだよね、確か。
なんか、この映画おもしろいって評判じゃなかった?
だから期待してたのかもしれないけど。
たしかに、面白いんだけど。
なーんか、その割には、みたいな感が拭えない。
それぞれのエピソード、本当はもっといろいろあるんだけど、
端折って端折ってつなげた、みたいな印象もある。

おもしろいんだけどね。
ぜひ金曜ロードショーで観てください。

バロンの物語

2010年10月2日 映画
久しぶりに「耳をすませば」を観た。
聖蹟桜ヶ丘に行ったことがあるので、風景を観ていてもなお楽しい。
あぁ、あそこのことかぁ、みたいに。

で、30にして、耳をすませばで号泣。
さすがに今まで、泣いたことはなかったんだけど、
あっちこっちで泣けた。
…我ながら病状は相当悪化していることに気づきますよ。

雫ちゃんの2倍以上の年齢ですが、
大いに学ぶところがありました…


図書室に「TOTORO」って本はあるし、
時計の盤面には「Porco Rosso」って書いてあるし、
いいなあ、こういうところ。

私にとっての地球屋はないけれど、
聖司くんのおじいちゃんみたいな人=陶芸の先生だなぁ。

あー、やっぱり聖司くんって素敵。

まさかの

2010年10月2日 映画
永瀬正敏でキーワード登録してあるから、勝手に録画してくれていた
「海は見ている」を、消すつもりでちょっと再生してみたら
なんだかんだで観てしまった…
まぁ、ちょいちょい早送りしてたから、全部をちゃ~んと観たわけじゃないけど、
それにしてもこの映画をまさか2度観ようとは、思わなかったわ~。

最初に観た感想は「なんじゃこりゃ?」だったので、
もう話の内容なんて全然覚えてなくて、
あぁそういえば…なんて思いながら観て。
そしてやっぱりなんじゃこりゃっていう映画だった。

前の時も書いたけど、
この映画ね、内容自体が薄いというのに加え、
ラストの星空のチープさが、輪を掛けて興冷めさせるのよね。
黒澤の名前を使っちゃいかんだろ、と思う。
雲待ち、太陽待ちなんて当たり前だったっていう黒澤映画。
この映画は、平気でおてんとさんの下大雨が降ってたりする。

ま、とにかく、なんじゃこりゃでしたよ、はい。
これ、この間、原作を読んでね。
おもしろかったんです。
いや、この作品の感想に「おもしろい」という表現を使うのは不適切かもしれませんが。
扱ってる題材が未成年の犯罪だったり、婦女暴行だったりするので、
えぐいし重いんでね。
ただ、展開としては、すごかった。さすが東野さん。


そう思って映画を観たので、正直、がっかり度が高いです。
途中から原作外れていったしね。
あの本をどう映画にするのかなぁとは思ったけど、
やっぱり無理だよね、そりゃ、みたいな感じです。
全体的に浅い。もう少し掘り込まないと無理だよ、これは。

ペンションの酒井美紀を登場させる必要がもはやあったのかどうかもわかりません。
本だともっと違う人物だし、もっと違う役割を担った人なんです。
竹野内も、もっとね、いろんな葛藤と戦いながら捜査をする刑事役なんだよね。

本とは別物だな。

COOL

2010年8月29日 映画
ザギンでトイレット鑑賞。
今日は、夏休み最後の土日で、みんな宿題に追われたり、お盆に浪費したのを控えるためか、
普段、銀座に行かない私にでも「明らかに人が少ない」とわかるくらい、人が少ない日でした。
けど、スーパードライのエクストラクールバーは行列だった。

さすが銀座だけあって、お客さんの年齢層が高い。
荻上さんの映画って、女性ウケするほうだと思うけど、男性率もけっこう高かった。おじさんとか。

トイレットは、かもめよりめがねよりおすすめです。大好きです、この映画。
泣けたもん、だって。
ほぼ日で、今、荻上さんの対談をやってるんだけど、
それ読んでて、糸井さんが泣いたって書いてあったから、
泣けるのかもー、と思ってたけど、それとは関係なしに泣けた。
本当に繊細でやさしく、不器用な人たちのお話。
厄介で面倒くさいのに、ほっとけないのはなんでんだろうね。

1800円で映画を観ることなんて稀なんだけど、
この映画は観てよかった、って本当に思えた。


友達とザギンをぶらつきながら、
結局、ピエール・マルコリーニへ行きました。
ちょっと並んだけど、15時ちょうどくらいに行ったのに
20分も待ってないと思う。
キャラメルパフェを食べました。
今までで一番おいしいキャラメルアイスだと思う。
岩塩がついてくるんだけど、塩キャラメルにしたくなる味のキャラメル。
友達はチョコを食べてて、それはそれは濃厚なチョコレートでした。

いろいろ話して。楽しかった。
楽しかったけど、2人とも男運ないのかもね(笑)

鈍獣

2010年8月29日 映画
観たのはいつだっけ?
もう返しちゃったからちょっと前なんだけど。

これは元々、舞台作品だったものを映画化したもの。
これはこれでおもしろいけど、やっぱり舞台で観たほうがおもしろいかなぁとは思う。
私、舞台を観たわけじゃないんだけどね。
けど、舞台作品だって思って観てるんで。

殺しても殺しても死なない不条理さ、みたいのが
映画になってるから(なのか?)浮いてしまうというか。
そこに必然性なんて、普通に考えればなくて当たり前なんだけど、
舞台だったら、スンと納得できる気がする。

けど、キャストも好きだし、アニメとの切り替わりも好きだったし、楽しかったよ。

サイドウェイズ

2010年8月21日 映画
本家は知らないけど、
あー、なんか、悪くないけど、
わりと期待してただけに、そうでもなかったかも。

オリジナルを観ていないので比較はできないんだけど、
なんだろう。どこかピンと来ないというか。

凜子は個人的に好きではないですが、
ほかの3人は好きなんだえどなぁ。

結果、よくある着地になってるのも、あぁ、みたいな感じになっちゃったし。


天然コケッコー

2010年8月15日 映画
田舎だなーって、ほのぼのだなーって。

田舎に育てばそうなる、ってわけでもないけど、
こうして優しく、大きくなれるのかなぁ。

中学生のリアルさが嫌味なく描かれている気がします。
あの頃ゆえの儚さや不器用さや。

いいなぁ。こういうの、忘れちゃったなぁ、と。
思ってしまうこと自体に自分が年を重ねてしまったさみしさを知りますね。

くるりの歌がまたよかったです。


かいじゅうたち

2010年8月15日 映画
公開時にも観たいなぁと思ってて、
O氏からも誘われたんだけど「吹き替えで観たい」と言われて断った(笑)
かいじゅうたちのいるところ。

かいじゅうたちがかわいい。
頭でっかちだし、普通の動きもコミカルに見えるし。
かいじゅうたちって、特にキャロルが、子供なの。
マックスと同じなの。
バイバイのシーンは泣けちゃったなぁ。


プール

2010年8月12日 映画
荻上さん風ですが、実は別の監督なのがプール。
これはきっと、女性が好きな映画なんだろうな。
かもめもめがねもそうだと思うけど。
なんていうか、白黒つかない映画。
日本人っぽいといえば日本人っぽい映画。
私は好きですけどね。

BGMとしての音楽が一切ないの。この映画。
劇中に歌っているのは昔の歌なのかなぁと思ったら、
小林聡美さんが作った歌だったね。

こういう、現実になさそうでありそうでやっぱりないかもなぁ、みたいなお話。
好きじゃない人は好きじゃないだろうな。

明らかに、心情の変化は見えるけれど、
じゃあそこに大きな感動があるかといえば、そういうわけでもないけど、
現実というのは、時に小説よりドラマティックですが、
時には抑揚のないものだったりもするのではないでしょうかね。

こんなゲストハウスがあったら行きたいな。
英題、これで合ってたっけ?
ブルーレイも買ったけど、DVDで観ました。
ひさしぶりに観たー。
英語のお勉強もしようと思って英語字幕つけたけど、字幕を見る余裕はほとんどなし。
しかも、クシャナとか大婆様とか、けっこう難しい言葉使うのよね。

何度観てもいいわ、ナウシカは。
年取って、涙脆くなってるから、なんか泣けたわ。
ナウシカが腐海の底で「嬉しいの」って泣いてたら一緒に泣けた。

ナウシカ公開がたしか84年だから、もう26年前の映画。
なのに、全く古くない。素晴らしいですね。
むしろ、だんだんと現実が近づいて行ってるのかもしれない、と思わせてくれます。
そうなったらなんとも恐ろしいことですけどねー。


容疑者 室井慎次

2010年8月10日 映画
この間、テレビでやってたのを録っておいたので観ました。
なんとなーく観たことあるんだよな。
けど、全部通して観てなかったのかなぁ。

踊る2の後のスピンオフだっけ?これって。
踊る2がどれほどヒットしたかってことだね。
だってさ、これ、わざわざ映画にすることか?
わざわざ柄本明出るほどか?
そのくせ青島はちらりとも出てきませんけど。

話がつまらないってわけじゃないと思うの。
けど、「ふ~ん」の域を脱しない。
なんでわざわざ?って思っちゃうの。
スピンオフですからね。当然ですけど。

スピンオフのスピンオフで灰島さんができたの?
だとしたらすごいわー。

たしか、踊る3では、室井さんが広島帰りって設定だっけ?
こっち観てなかったからよくわかってなかったけど。
それにしても、容疑者として逮捕された幹部が5年やそこらで戻ってこれるものかね?

そういうとこはつきつめてもね。無意味だけどね。

人生に乾杯!

2010年8月2日 映画
この週末はハンガリーGPだったのですが、
それと絡めたわけでもなんでもなく、偶然にもハンガリー映画です。

老夫婦の強盗のお話なんだけど、
ほのぼのとしていて、強盗だっていうのに切迫した感じはありません。
けど、どことなく哀愁というか、切なさも漂っていて。
胸を締め付けられるっていうほど苦しくないんだけど、
民衆の多く(←劇中の)と同じように、強盗夫婦を支持してしまう。

きっと夫婦って、こういうことなんだろうな、なんて、
私にはわからないながらも思いました。
10年に1度のビッグプレゼントよりも、毎年誕生日には小さな花束を買って来てくれる、
そんなほうがいいんだろうな、って。



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