綿矢りさの本を、初めて読んでみました。
もう10年前になるのかぁ。
10年で、ネット環境って変わるんだなぁとも思いました。

蹴りたい背中で受賞した時、
すごーく話題になって、
インストールは映画化もされて、
どれだけ女子高生作家先生なのかと思ったら、
決して、女子高生だから、っていう作品ではないってことが、
読んでわかった。
今読んだから、わかったのかもしれないしね。

つまり、女子高生の書いた作品だから評価されたのではなくて、
文章そのものが瑞々しいから評価されたんだね。
それと、これを評価してくれる、ちゃんと見つけてくれるのか、ってのも
すごいな、と思いました。

巧い!とか誰も追い付けない!とかじゃないと思うんだ。
その瑞々しさっていうのは、この人特有のものなんだろうな。
なんとなくね、そう思った。

あっちゅう間に読み終わりました。

最近の小説を読んでて思うけど、
引き際が大切だな。と。

コメント

nophoto
Sylvia
2012年6月4日2:11

That’s more than senibsle! That’s a great post!

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