やってやったぜー！

飲みの席で発案し、ノリでエントリーしてしまった、
湘南国際マラソン、当日になっちゃいましたよー。

うちを出たのが5時半前なんだけど、
ドア開けたら暗くてびっくり。そっか、まだ暗いんだ、この時間。

電車がまずね、今日が祝日だから、
早朝から出勤ですっていう、新しい朝が始まってる人と、
電車動きだしたから乗りましたっていう、まだ昨日が終わってない人とが同じ空間に同居してて。

まぁ、なんとか会場について、友達と合流して、
スタートを待ってて。
目標タイム順にグループ分けされていて、
実績もないし、当然遅い私たちは、当然最後のグループだから、
スタートするのも最後なの。
だから、最初の人たちがスタートしてから、本当に30分くらい遅れるの。
だってスタート地点で「あと3分でゲートを通過しないと、ゲート閉鎖します」って
徳さん言ってたもん。
こっちは好きで待ってたわけじゃないんだよー！


とにもかくにも、なんとか滑り込んでスタートはできて、42.195キロが始まったわけです。
3年くらい前だっけなぁ？ナイキの10キロマラソンに出た時、
あの時は寝ないで行っちゃったからいけないんだけど、
10キロがとにかく長く感じて、給水所を楽しみだけに走ったんだけど、
今回はわりとすんなり10キロ通過。

首都圏で開催の大きな大会なんて初めてだったけど、
ボランティアの人たちも多いし、沿道の人もたくさんいて、
なんか、それだけでも、楽しい気持ちになるなぁって思いました。
友達も応援に来てたってのもあるんだけど、
沿道の人が本当に献身的に応援してたりするんだよね。
大量の飴とかチョコとか用意していて「チョコあるから持ってってー」とかさ。
もらわなかったけど（笑）
「楽しいはずだ！笑顔で頑張れー！」とか言われると、そっか楽しいはずだなぁと思って、
気持ちもちょっと軽くなったりしたもん。

コースが大磯のプリンスホテルからスタートして、西湘バイパスを通って、
R134を走って江の島で折り返すの。
そんなとこ普段は走れないし、場所によっては「ザッパ～ン」って波の音が聞こえるんだよね。
西湘バイパスから見える景色は気持ちいいし。
あと、平坦だから走りやすい。

江の島を折り返したのが、スタートしてちょうど2時間。
折り返したって言っても、まだ中間地点ではないんだけど。
スタートしたのが大磯で、道路の上に市境を通過するたびに「平塚市」「茅ヶ崎市」「藤沢市」
って看板がでてきて。
あー、私、江の島まで走ってきたんだーって。
西湘バイパス～R134は、おばあちゃんちに行く道だったから。
よく通った道だからさ。

私ね、自分としては、ずっとイーブンペースで走れたの。
25キロ過ぎたくらいから、次の1キロが長いなぁって思ってたけど、
この辺りじゃ全然息も上がってないし、
給水所では立ち止まったりはしていたけど、ずっと走ってて歩かなかったの。
37キロまで歩かなかったんだ。

練習で走った最長距離が25キロだったから、
それを過ぎてから、私にとっては未知の世界で、どうなることかと思ったんだけど。
ああいう大会だから、みーんな走ってるからもあるけどね。
けっこう走れてよかった

ただ、37キロ過ぎてからはさすがにきつくてね。
途中まで快調に走れたから、もしかして4時間半くらいで走れちゃうかなーとか思ったんだけど、
そんなこと到底無理ってことがすぐにわかりました。

ほんっとに残りの5キロが辛いのなんの。
ゴールは、大磯プリンスを通過して、二宮に入ったところを折り返して戻ってくるんだけど、
いくら進んでも（自分の意識としては）折り返せない。
どんだけ走らせるんだよ…って辛かった、ほんっとに。

残り1キロって出ても、ペースあげられないくらい、足がもうダメになってたけど、
制限時間に引っかかることもなく、大磯プリンスに戻ってくることができました。
ゴールゲートが見えたときは、なんか泣きそうになったもん（笑）

結果ね、電光掲示板に流れてる時計では5時間過ぎてたけど、
自分の手元の時計だと、5時間を切ることができました。
完走することが目標で、制限時間の6時間ギリギリだろうと思ってた私が、
5時間切れたなんて、もう上出来！出木杉くん！

今日は、予報ではもっと暑くなるってことだったけど、
ずっと曇ってて、気温もそこまで上がらず、
暑くもなく寒くもなく、マラソンにはいい天気でした。
スタートする前は、本当に走れる気がしなくて、どうなることかと思ったけど、
何事もなく、無事、完走できたので。よかったー。

疲れたし、足にまめもできたし、明日会社行けるのか？って不安もあるけど、
トータルすると楽しく走れた気がします。
けど、当分はもういいです（笑）