またまた相当久しぶり。
実に久しぶりに狂言鑑賞。
うっかり正面席だったし。
第53回 野村狂言座@宝生能楽堂
狂言:不見不聞
太郎冠者・石田幸雄 主・岡聡史 菊市・野村萬斎
狂言:因幡堂
夫・野村万作 妻・高野和憲
狂言:舟ふな
太郎冠者・野村裕基 主・野村万作
素囃子:盤渉楽
大鼓・高野彰 太鼓・桜井均 小鼓・森貴史 笛・栗林裕輔
馬口労
博労・野村萬斎 閻魔大王・深田博治
地謡・内藤連 中村修一 石田幸雄 高野和憲 村井一之
今回、月崎さんは馬口労の後見だけだったな。
不見不聞の後見は深田さんでした。
本当に久しぶりの狂言。
今回の演目は、コミカルなものが多くて、ケラケラ笑えて楽しかった。
囃子もあるし
裕基くん、大きくなったね。
「この辺りの 者であるー」
から始まった不見不聞、因幡堂。
私ね、この辺りの者である、って好きなの。
このセリフが好きっていうのもおかしいかもしれないけれど(笑)
不見不聞はツンボとメクラの掛け合いのお話。
リーフレットにね、ハンディキャップを持つ人を笑いものにしている印象を与えかねないので
上演頻度は少ないって書いてあったけど。
決してね、そういうのではなくってね。
というか、うーん。
昔は、そういう面もあったのかもしれない。確かにね。
敢えて、ツンボとメクラという言葉も使ったけれど、今はこれって使っちゃいけない言葉なんだよね。
狂言の中でも「つんぼ、つんぼ」と何度も出てきます。
けど、笑いものにするとか、そういう意味ではなくて、
そういう人もいるのが普通で、だからそういう人が主役の狂言もあって、みたいな気もします。
単純に楽しめました。
狂言はすごいなぁと思います。本当に、何度観ても。
昔から脈々と受け継がれていることも、当然ながらすごいんだけど、
その昔のお笑いが、そのまま現代でもおもしろい。
たぶん、このおもしろさは、世界の人に通ずると思う。
ギャグとか流行りの笑いとかと違って、普遍的な根本的な笑い。
失礼にあたるかもしれないけど、
万作さん、年とったなぁと思いました。
演技がっていうより、全体的な雰囲気がね。
HONDAのCM見てても、萬斎さん年とったねって思うし。
ま、つまりは時が流れたと、そういうことですね。
閻魔大王、馬口労で初めて観ました。
閻魔大王!っていう面だね。
これ、観ている印象よりも、演じるのが難しい演目な気がする。
狂言へ行くと、ほかの公演のフライヤーをもらうわけだけど、
それを観ていると、あれも行きたい、これも行きたい、と思う訳です…
実に久しぶりに狂言鑑賞。
うっかり正面席だったし。
第53回 野村狂言座@宝生能楽堂
狂言:不見不聞
太郎冠者・石田幸雄 主・岡聡史 菊市・野村萬斎
狂言:因幡堂
夫・野村万作 妻・高野和憲
狂言:舟ふな
太郎冠者・野村裕基 主・野村万作
素囃子:盤渉楽
大鼓・高野彰 太鼓・桜井均 小鼓・森貴史 笛・栗林裕輔
馬口労
博労・野村萬斎 閻魔大王・深田博治
地謡・内藤連 中村修一 石田幸雄 高野和憲 村井一之
今回、月崎さんは馬口労の後見だけだったな。
不見不聞の後見は深田さんでした。
本当に久しぶりの狂言。
今回の演目は、コミカルなものが多くて、ケラケラ笑えて楽しかった。
囃子もあるし
裕基くん、大きくなったね。
「この辺りの 者であるー」
から始まった不見不聞、因幡堂。
私ね、この辺りの者である、って好きなの。
このセリフが好きっていうのもおかしいかもしれないけれど(笑)
不見不聞はツンボとメクラの掛け合いのお話。
リーフレットにね、ハンディキャップを持つ人を笑いものにしている印象を与えかねないので
上演頻度は少ないって書いてあったけど。
決してね、そういうのではなくってね。
というか、うーん。
昔は、そういう面もあったのかもしれない。確かにね。
敢えて、ツンボとメクラという言葉も使ったけれど、今はこれって使っちゃいけない言葉なんだよね。
狂言の中でも「つんぼ、つんぼ」と何度も出てきます。
けど、笑いものにするとか、そういう意味ではなくて、
そういう人もいるのが普通で、だからそういう人が主役の狂言もあって、みたいな気もします。
単純に楽しめました。
狂言はすごいなぁと思います。本当に、何度観ても。
昔から脈々と受け継がれていることも、当然ながらすごいんだけど、
その昔のお笑いが、そのまま現代でもおもしろい。
たぶん、このおもしろさは、世界の人に通ずると思う。
ギャグとか流行りの笑いとかと違って、普遍的な根本的な笑い。
失礼にあたるかもしれないけど、
万作さん、年とったなぁと思いました。
演技がっていうより、全体的な雰囲気がね。
HONDAのCM見てても、萬斎さん年とったねって思うし。
ま、つまりは時が流れたと、そういうことですね。
閻魔大王、馬口労で初めて観ました。
閻魔大王!っていう面だね。
これ、観ている印象よりも、演じるのが難しい演目な気がする。
狂言へ行くと、ほかの公演のフライヤーをもらうわけだけど、
それを観ていると、あれも行きたい、これも行きたい、と思う訳です…
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