観たいな、ってだけで残ってたラス1を手に取ったので、
監督が誰かもよくわかっていなかったのですが、
観ていたら「あー、山田洋次かー」とわかりました。
敢えて言いますが、
山田洋次は古いな、うん。
それが昭和の古きよきじゃないか!と言われたらそうかもしれない。
けれど、仮にも現代の話です。
いろんな状況設定やセリフ回し、古いです。
それだけで、正直、私は疲れました。
小春の結婚式ひとつにしたって、
ドレスの感じも古いなぁと思ったし、
ウェディングケーキも完全に昭和だし、
(自分の両親の結婚式の時はこんなだったよねみたいな。3段積みみたいなやつ)
離婚に至るいざこざの理由も古いし。
そういうのが今もないとは言わないけどさ。
言葉のセレクトも古い。
それがきれいな日本語です、と言われたらそうかもしれないけど、
一方で、現実味に欠けます。
だったら、昭和40年代の設定にしたほうがよかったです。
それと、サユリストには申し訳ないけど、
演技、下手すぎないか?
正確にいうと、演技が下手なのではないのかもしれないけど、
あまりに浮き過ぎている。
環境・設定と役者とが全く合ってない。
お上品なのはいいけど、空気が全然違う。
さゆりちゃんに演じてもらう必要、あった?
3人兄弟の末の弟だけがあんなにこってこての大阪人で、
さゆりちゃんはまだしも、ねんじも関西っ気全くなし。
そんなのってある?
べ師匠はうまかったと思うけど
(というか、死に際の弱っている辺りは、早送りしてたからちゃんとはわかってないけど)
ネンジは本当に縁切って、死に際にも来てくれないのかよ。
音楽も「山田洋次の映画ですー」っていう音楽だったし。
今回に関しては、ほめ言葉じゃないです。
あとね。これは映画の批評じゃなくなるし、
感想としては残酷かと思うけれど。
もしも、あんなどうしょうもないおじさんが実際に親戚にいたら。
早く死んでくれてよかった、と私だったら思うだろう。
往々にして、憎まれっ子世に憚るとばかりに、
始末の悪い人に限って、長々と元気でいてくれちゃうものなのだ。
それで迷惑被るだけならまだいい。
1度迷惑を被ると、今度はいつ、また何をやらかすんだろう、という
恐怖というか、不安というか、それがまとわりつくものだから。
私にとっちゃ、この映画の評価は低いですね。
日本アカデミーとはいえ、最優秀を獲れなかったのも納得です。
山田作品となれば、優秀賞としてノミネートしないわけにはいかない、みたいなとこあるだろうし。
山田洋次は、現代が設定の映画はもう撮らないほうがいいんじゃないでしょうか。
時代劇か、昭和30・40年代くらいまでがせいぜいではにないでしょうか。
ま、私みたいなのが言うことじゃないですね(笑)
監督が誰かもよくわかっていなかったのですが、
観ていたら「あー、山田洋次かー」とわかりました。
敢えて言いますが、
山田洋次は古いな、うん。
それが昭和の古きよきじゃないか!と言われたらそうかもしれない。
けれど、仮にも現代の話です。
いろんな状況設定やセリフ回し、古いです。
それだけで、正直、私は疲れました。
小春の結婚式ひとつにしたって、
ドレスの感じも古いなぁと思ったし、
ウェディングケーキも完全に昭和だし、
(自分の両親の結婚式の時はこんなだったよねみたいな。3段積みみたいなやつ)
離婚に至るいざこざの理由も古いし。
そういうのが今もないとは言わないけどさ。
言葉のセレクトも古い。
それがきれいな日本語です、と言われたらそうかもしれないけど、
一方で、現実味に欠けます。
だったら、昭和40年代の設定にしたほうがよかったです。
それと、サユリストには申し訳ないけど、
演技、下手すぎないか?
正確にいうと、演技が下手なのではないのかもしれないけど、
あまりに浮き過ぎている。
環境・設定と役者とが全く合ってない。
お上品なのはいいけど、空気が全然違う。
さゆりちゃんに演じてもらう必要、あった?
3人兄弟の末の弟だけがあんなにこってこての大阪人で、
さゆりちゃんはまだしも、ねんじも関西っ気全くなし。
そんなのってある?
べ師匠はうまかったと思うけど
(というか、死に際の弱っている辺りは、早送りしてたからちゃんとはわかってないけど)
ネンジは本当に縁切って、死に際にも来てくれないのかよ。
音楽も「山田洋次の映画ですー」っていう音楽だったし。
今回に関しては、ほめ言葉じゃないです。
あとね。これは映画の批評じゃなくなるし、
感想としては残酷かと思うけれど。
もしも、あんなどうしょうもないおじさんが実際に親戚にいたら。
早く死んでくれてよかった、と私だったら思うだろう。
往々にして、憎まれっ子世に憚るとばかりに、
始末の悪い人に限って、長々と元気でいてくれちゃうものなのだ。
それで迷惑被るだけならまだいい。
1度迷惑を被ると、今度はいつ、また何をやらかすんだろう、という
恐怖というか、不安というか、それがまとわりつくものだから。
私にとっちゃ、この映画の評価は低いですね。
日本アカデミーとはいえ、最優秀を獲れなかったのも納得です。
山田作品となれば、優秀賞としてノミネートしないわけにはいかない、みたいなとこあるだろうし。
山田洋次は、現代が設定の映画はもう撮らないほうがいいんじゃないでしょうか。
時代劇か、昭和30・40年代くらいまでがせいぜいではにないでしょうか。
ま、私みたいなのが言うことじゃないですね(笑)
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