大航海時代

2010年3月7日 エッセイ
たぶん、何度も同じようなことを書いていると思うんだけど。

昨日の友人宅の訪問で、やっぱり時は流れているし、状況は変化しているという事実を感じ、
当たり前のことを、ちゃんと認識しなくてはいけないな、と思いました。
あ、別に、なんかあったわけじゃないよ。
普通に楽しく夕飯をごちそうになってきただけよ。

ただ、昨日の彼と、1月に参列した友人の結婚式は、
それこそ何度も言いますが、私にとって、大きな影響を及ぼした、もしくは及ぼすわけです。
だって、もうずっと、誰かの結婚式に行っても、「自分だったらぁ・・・」って考えられなくなってたけど、
2人の式に出たら「もし自分だったら」って久しぶりに思えるようになったもん。

それに、6月にはまた仲良しの友達の結婚式が控えています。
そこでまた私はなにを思うんだろう。

私がよくても、いつまでも今のままでは、いられないんだ。
私はどこに向かうんだろう。

私のごくごく親しい友達でね。
彼氏ともう2年半くらい付き合ってるのかな。
で、この年だから、当然、いつ結婚したっておかしくないと、周りは思っているんだけど、
話を聞いていると本人はあまりそういう意識がなくて。
仮に今結婚しようって言われたら、OKすると思うし、
もし結婚するなら・・・って想定するなら、今の彼氏を前提にするし、
それでも「じゃ、結婚しよう」とは思わないと。

結婚はしたいと思うけど、
それは、1人で生きていくのはさみしいなとか、
子供は欲しいなとかいう理由からであって、
今の彼氏と一緒にいたいから結婚、とは思わないって。

誰かいい人が見つかったら、いい人ができたら、そっちにいくと思う、と
お互いで言ってるって、言うんだよね。
最初はちょっとふかして言ってるのかと思ったけど、
でもきっと、脅しという意味で言ってるわけじゃないけど、2人とも本当にそう思ってるんだろうなって。

じゃ、なんで付き合ってるの?というのは、
周りの私たちも何度か聞いたことあるし、
本人も自問自答してきているんだけどね。

ただ、ふと、今日とかね。
私だったら、毎日一緒にいて楽しい人とか、一緒にいて楽な人よりも、
一緒にいて苦しくない、きつくない人を選ぶなぁと思った。
ネガティブな考え方かもしれないけどね。
でも、そう思ったら、↑の友達が、今の彼氏と付き合ってるところが理解できた気がした。

私のことをいいと言ってくれる人なら誰でもwelcome!なんて、
冗談交じりでありつつも、言ってたりもしたけど、
誰でもよくないってことが、もう確固としてわかってしまったからな、私。
それはお金があるとかないとか、そういう問題でもないとわかってるしね。
かといって、じゃあ誰だ?となるとね。それはまた別問題なんだけど。

自分の送ってきた人生や、今この時を、間違っていたとは思わないけれど、
かといって間違っていなかった!と言える自信もなくて、
なにやってんだか・・・って思ってばっかり。
どうやって生きていこうという、漠然とした不安もあり。
今が楽しければ!なんて脳天気なこと言っていられる年でもないし。


あれ?こういう話のつもりだったっけ?違ったのに(笑)


最近、思うのは、
どれだけ近くにいたって、どれだけ一緒の時間を過ごしたって、
水と油とまでではなくても、
あーわからないなとか、わかってもらえないなって人もいる。
=その人が苦手とか嫌い、にはならなくとも。

逆に、会うのが1年に1度でも、3年に1度でも、
友達は友達で、こう話せば通じるな、通じてるなっていうのがわかる人もいる。

今、とても仲のいい高校の友達の多くは、
高校卒業後、途切れはしなかったけれど、しばらく疎遠になっていた人ばっかりだもんね。

音や、温度や、色、みたいなものの差かな。

それにしたって、私にとっては心地よいと感じた、例えば温度だったとして、
相手も同じように心地よく思ってくれているかもしれないけれど、
相手にとってはそうではない温度なのかもしれない。
難しいよね、そういうところ。
慮る心があればフォローできることもあるし、
仮にそれがあってもどうにもできない場合だってあるし。


風はどっちの方角から吹いているのか。
どっちの方角へ進めばいいのか。

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