戦場のアリア

2009年8月26日 映画
ジャケットがダイアン・クルーガーのアップなので、
彼女が主役なのかと思ったら。そうでもないんだね。
確かに、主演はダイアン・クルーガーかもしれないけれど、主役ではないよね。
主役は仏・英・独の兵士です。

一応、話の核心には触れないよう(説明するのも長くなるので)
「あの」とか多用しますが(笑)

こんなに温かい話が実話だというのが。
あの兵士たちの感覚は、現代の私たちからすれば、なんらおかしいものではないのですが、
むしろ当然なのですが、あの当時、あんなにたくさんの人がああいう感覚で接することができた、ということ。
素晴らしいことだと思うのです。人間たるものの人間らしさの最たるだと思いました。
あの戦場でできることが、国全体となると、いや上層部たちとなるとできない、という悲しさも
突きつけられた気がします。

この間のマンデラさんを観ても思いましたが、
この映画にしたって、そんなに遠い昔の話ではないわけです。
これだけ短い間に、世界がこんなに発展したことが不思議だし、
けれど、戦争があったからこそ発展できたという側面もあるんだし、
なんだか複雑です。
戦争を知らずにのほほんと生きている私が言える立場じゃないけどね。

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