金曜日に、母と観に行ってきました。
普段は「映画なんて見てたら寝ちゃう」というような人なんですが、
時々、あの映画が観たい、と言って一緒に行ったりします。
前に一緒に観たのはおくりびと。
剱岳はなんで観たかったかというと「山が観たい」そうで。
昔は登山が趣味の人だったので、かと。
私は、自ら観に行こうとまでは思っていなかったんだけど、
観てみたらけっこういい映画でした。
って観終わった後に母に言ったら「けどちょっとしつこい」と言ってました(笑)
確かにね、上映時間がちょっと長い。
もう少しさらっと行ってもいい箇所はあったかもしれない。
香川照之の演技に泣けたんです。
倅の手紙を読んでるシーン。
他の役者さんがダメってわけじゃないけど、
香川さんの演技は際立ってました。
本当に、優しくて、山に対する勘が鋭くて、強くて、という人物そのものでした。
母は「あの人はもっと年をとったら、もっと味のある役者になるんじゃないかなぁ」と言ってました。
浅野忠信も、個人的に好きだし、感傷に浸り過ぎないキャラが、よかったと思います。
仲村トオルも出てるんだけど、役どころが山岳隊という、
欧米の登山グッズを駆使して剱岳に挑む最先端のインテリ登山家、みたいなポジションで。
浅野忠信たちの測量隊と対比させる役だし、その意味もよくわかるんだけど、
あまりに小ぎれい過ぎ(笑)
測量隊が髭もじゃのボロボロで登頂してるのに、
山岳隊はさっぱりした格好で登頂しちゃってるんだもん。
そもそも、明治のお話なんですが、
明治の時代には、わらじで山を登ってたのかぁと思うと、信じられません。
だって、わらじに蓑だよ。それで剱岳登るって。
軍の威信とか、そういう政治的な要素で登らされて。
戦時中とはいえ、無茶苦茶な世の中だったんだなぁと思いました。
山のシーンはきれいです。
役者さんたちはさぞかし大変だったんだろうなぁと思うし、
撮影クルーもそれ以上に大変だったんだろうなぁと。
音楽がクラシックだったんですが、それがよかったと思います。
エンドロールが
衣装 ○○ 音声 ○○
とかじゃなくて
役者さんもスタッフも全て「仲間」として流れていました。
こういうエンドロールは初めてです。
これも、なんか、この映画らしくていいなと思いました。
本当に香川さんの演技が素晴らしい。
普段は「映画なんて見てたら寝ちゃう」というような人なんですが、
時々、あの映画が観たい、と言って一緒に行ったりします。
前に一緒に観たのはおくりびと。
剱岳はなんで観たかったかというと「山が観たい」そうで。
昔は登山が趣味の人だったので、かと。
私は、自ら観に行こうとまでは思っていなかったんだけど、
観てみたらけっこういい映画でした。
って観終わった後に母に言ったら「けどちょっとしつこい」と言ってました(笑)
確かにね、上映時間がちょっと長い。
もう少しさらっと行ってもいい箇所はあったかもしれない。
香川照之の演技に泣けたんです。
倅の手紙を読んでるシーン。
他の役者さんがダメってわけじゃないけど、
香川さんの演技は際立ってました。
本当に、優しくて、山に対する勘が鋭くて、強くて、という人物そのものでした。
母は「あの人はもっと年をとったら、もっと味のある役者になるんじゃないかなぁ」と言ってました。
浅野忠信も、個人的に好きだし、感傷に浸り過ぎないキャラが、よかったと思います。
仲村トオルも出てるんだけど、役どころが山岳隊という、
欧米の登山グッズを駆使して剱岳に挑む最先端のインテリ登山家、みたいなポジションで。
浅野忠信たちの測量隊と対比させる役だし、その意味もよくわかるんだけど、
あまりに小ぎれい過ぎ(笑)
測量隊が髭もじゃのボロボロで登頂してるのに、
山岳隊はさっぱりした格好で登頂しちゃってるんだもん。
そもそも、明治のお話なんですが、
明治の時代には、わらじで山を登ってたのかぁと思うと、信じられません。
だって、わらじに蓑だよ。それで剱岳登るって。
軍の威信とか、そういう政治的な要素で登らされて。
戦時中とはいえ、無茶苦茶な世の中だったんだなぁと思いました。
山のシーンはきれいです。
役者さんたちはさぞかし大変だったんだろうなぁと思うし、
撮影クルーもそれ以上に大変だったんだろうなぁと。
音楽がクラシックだったんですが、それがよかったと思います。
エンドロールが
衣装 ○○ 音声 ○○
とかじゃなくて
役者さんもスタッフも全て「仲間」として流れていました。
こういうエンドロールは初めてです。
これも、なんか、この映画らしくていいなと思いました。
本当に香川さんの演技が素晴らしい。
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