おくられるひと

おめでとう。おくりびと、獲ったね。
いい映画だもんね。じわっと泣ける映画だったもん。
サントラ買おうと思ってるんだけど、
あのメインテーマ、流れてくると、涙こらえてるんだよ、私。
なんか、あの曲、ぐっと来るの。

おくりびとは、夏休みに試写会のお知らせっていうCMを見た時に
瞬間的に「あ、これ観たい」と思って。
母と観に行って、しんみり泣けて。
その後に、ほぼ日でもモックンとの対談やってて、
それでおくりびとができるまでの経緯を詳しく知って。

ゆっくりと、時間がかかって、
然るべき時と共に形になって、世に出た作品なんだなぁというのを
なんとなーく思っていて。
その作品が、こうしてアカデミー賞を受賞するというのは、素敵ですね。
本木さんの受賞インタビューは、まさに、うん、まさに、だと思います。
企画から携わっているだけに、思い一入になるものかなぁ。

日本アカデミー賞も、10冠で総なめだったし、
表立っているのは、主演の2人と助演の2人と監督だけれど。
まぁ、私が言うまでもないということくらい、百も承知ですが、
あの作品に出てくる、笹野高史さんや吉行和子さん、そして故人となった峰岸徹さんといった役者さんたちも、
すごく、すごく大切な意味を握っていて、「もっと表に出てきていいのに！」なんて勝手に思っています。

短編アニメの「つみきのいえ」も、夜のニュースで見ただけだけど、
あったかくてかわいいアニメーションだね。
ああいうアニメが、世界でも評価してもらえるっていうのは、誇らしいことだよね。


それから、ヒース・レジャー。
ダークナイトは、日本での興行成績はいまいちだったみたいだけど（私も観てない）
アメリカではかなり高い評価を受けていたんだよね。
公開時から、ヒース・レジャーがすごい！って騒がれてたように記憶してるんだけど。
たしか私、ヒース・レジャーと同じ年だったような。
せっかくの才能が今は亡きものとなって、私みたいのがのほほんとねぇ。申し訳ねぇっ。

あー、よかったよねー。