本当に久しぶりに、狂言を観に行きました。
本当はもっと行きたいの。
けど、お金がないの(笑)
旅行とか遊びとか、いろいろ入用でしてね(笑)
第44回 野村狂言座@宝生能楽堂
狂言:茶壷
すっぱ・佐藤友彦 中国の者・佐藤融 目代・高野和憲
狂言:栗焼
太郎冠者・野村万作 主・野村万之介
狂言:金津地蔵
子・野村裕基 親・野村萬斎 金津の者・石田幸雄
立衆・月崎晴夫 高野和憲 竹山悠樹 深田博治 時田光洋 岡聡史
笛・八反田智子
今回は頂いたリーフレットに後見の方のお名前がなかったんだけど。
金津地蔵の後見は万作さんでした。
宝生能楽堂に行くのがとても久しぶりです。
まず、狂言を観に行くのが久しぶりだし、
ここのとこ、国立能楽堂に行くことが多かったので。
けど、今回、最後列だけど、正面席だったのです!
ほんと、真ん中の席で。
正面席から観る狂言は、やっぱりいいものです。
茶壷で、正面から見ているので、3人が並んだ時のバランスが、
なんとも狂言らしくてよかった。
栂尾のお茶を買いに行った「中国の者」って人、
中国って言っても、中国地方の人、ってことなんだけど、が
酔いつぶれて寝ちゃうところから始まるこの狂言。
掛け合いのテンポがよかったし、わかりやすくておもしろかったなぁ。
栗焼の太郎冠者が万作さん。
万作さんが太郎冠者、っていう狂言を観るのは初めてかもしれない。
栗を竈で焼くんだけど、
その様がまぁ、本当に炭に栗をくべて、
焼けた栗をはふはふやっているようで、
もぉ、ほんと、そこに栗があるかのようでした。
万之介さんの飄々とした言い回しもおもしろいけど、
万作さんはなんと言っても声が渋い。
もちろんお年のせいもあるけれど。
いいね、あの声、そしてあの目。
金津地蔵はシテが裕基くん。
久しぶりに観たけど、相変わらずかっぽそいねー、裕基くん。
もっともりもり食べなくちゃダメだー!(笑)
裕基くんに地蔵の服を着せる時にね、
もちろん舞台に立っていて役も親である、萬斎さんが着せるんだけど、
さらに後見の万作さんが後ろからお手伝いしていて。
3代の役者さんが舞台の上に。
萬斎さんの本を読んだ時に、小さい頃から狂言師になることを強制されたわけではない、
というようなことを書いていたと思うので。
裕基くんもそういうスタンスで育てられるのかなぁ。
けど、こうしたおじいさん、お父さんに育てられ、こういう環境で育つと、
やはり狂言の世界になにかを見出すのかなぁ。
いつか彼も狂言師になるのかなぁ。
お地蔵さんになってからは、ずっと面をしていた裕基くん。
面をしたままの謡いはなかなか苦しそうでした。
けど、最後に、石田さん以下ザザッと7人が並ぶとね。
いやー、よかったねー。圧巻でした。
こういう、人数が多い狂言は余計に正面から観るとまたよい。
今回は、外国人の姿を見ることが多かった。
どうやってここにたどり着くんだろう。
よっぽどの日本好きなのかなぁ。
日本人がオペラ観賞するようなものなのかなぁと思ったけど、
それにしても、まずは歌舞伎をかじるよね。
平日だったということもあるのか、
いつもよりは、おばさま率が高かったような気がしました。
それとも、一時期のようなミーハーなお客さんが減ったのかな。
ま、私もミーハー客の1人なんでね、人のこと言えませんけど。
18時半開演ということで。
定時であがってダッシュすれば間に合うかなぁとは思ったんだけど、
定時で帰れるとも限らないし・・・
というわけで、いっそ休んでしまえ!ってことで午後半休をとったのです。
なので、午後がずっとフリー。
そんな私のすることと言えば、パン屋さん巡り!
どちらも好きな土地、代々木上原と本郷のパン屋さん巡りをしました。
マルイチに行ったんだけど。
本当はいつも通り過ぎているプーブーにも寄ろうと思ってたんだけど、
マルイチでついつい買いすぎちゃって重かったから、
プーブーはまた次回!ということで。
けど、ドーナツのハリッツに寄りました。
ちょっとだけ席も空いていたので、2つお持ち帰りで1つはイートイン。
小さなドーナツ屋さんだけど、ほんと、ひっきりなしにお客さんが来るのね。
ハリッツでドーナツも食べたんだけど、
マルイチでサンドにもしてもらったからさ。
代々木公園に行って、ランチにしました。
マルイチのサンドって、人様の前で食べるのには向かないんだけどね(笑)
すごいボリュームだから。これぞ、アメリカ!みたいなサンド。
マルイチは珍しくたいして並ばず、すぐに買えた!
代々木公園から本郷へ移動。
明月堂へ。もう夕方だから、パンの種類が少なかったけど、
甘食はあったのでそれと、母が好きそうなぶどうパンを買って。
帰って母に「好きそうなぶどうパン買ってきたよ」と渡したら
おいしい!って絶賛してた。パンがおいしいね、って。
私が買ってきた、いわゆる有名店のパンをばっさばっさと斬るうちの母ですが、
明月堂のパンは非常にお気に召したらしく、甘食もおいしい、おいしいと言っていました。
そこから本郷周辺を歩いて。
宝生能楽堂に来る時と、健康診断の再検査の時は
私、この辺りをぷらぷらするんですね。パン屋さん巡りのために(笑)
私、本郷周辺って好きなんだ。街の感じが。
あんな都会の真ん中なのに、古くからの「商店」みたいなお店がいっぱいあるんだよね。
人がいっぱいでゴミゴミしてるわけでもないし。
歩きながら、今回もますます好きになりました。
ハンバーガーが有名らしいファイヤーハウスにも行こうかと思ったんだけど、
マルイチのサンド食べてるから入るはずもないので(笑)
てくてく歩いていると、今回は寄らないぞ!と決めていたマヌビッシュの目の前に出てきてしまいました。
・・・そうなったら素通りできないでしょ?
というわけで、本当はデリも欲しかったんだけど、バゲットだけお買い上げ。
それから、ちょっと足を延ばして、白山へ。
白山ベーグルというお店へ行きました。
そこで時間もあるので、お茶しながら、店内にあった雑誌を読んだりしてね。
白山ベーグルって、もっと大きなお店なのかと思ってた。
そこでもベーグルお買い上げ。当然だけど。
私、エコバッグ持参だったんだけど、これが大正解。パンを入れて軽快に歩けた!
そんなわけで、仕事サボって、パン屋さん巡ってたわけです。あはは。
本当はもっと行きたいの。
けど、お金がないの(笑)
旅行とか遊びとか、いろいろ入用でしてね(笑)
第44回 野村狂言座@宝生能楽堂
狂言:茶壷
すっぱ・佐藤友彦 中国の者・佐藤融 目代・高野和憲
狂言:栗焼
太郎冠者・野村万作 主・野村万之介
狂言:金津地蔵
子・野村裕基 親・野村萬斎 金津の者・石田幸雄
立衆・月崎晴夫 高野和憲 竹山悠樹 深田博治 時田光洋 岡聡史
笛・八反田智子
今回は頂いたリーフレットに後見の方のお名前がなかったんだけど。
金津地蔵の後見は万作さんでした。
宝生能楽堂に行くのがとても久しぶりです。
まず、狂言を観に行くのが久しぶりだし、
ここのとこ、国立能楽堂に行くことが多かったので。
けど、今回、最後列だけど、正面席だったのです!
ほんと、真ん中の席で。
正面席から観る狂言は、やっぱりいいものです。
茶壷で、正面から見ているので、3人が並んだ時のバランスが、
なんとも狂言らしくてよかった。
栂尾のお茶を買いに行った「中国の者」って人、
中国って言っても、中国地方の人、ってことなんだけど、が
酔いつぶれて寝ちゃうところから始まるこの狂言。
掛け合いのテンポがよかったし、わかりやすくておもしろかったなぁ。
栗焼の太郎冠者が万作さん。
万作さんが太郎冠者、っていう狂言を観るのは初めてかもしれない。
栗を竈で焼くんだけど、
その様がまぁ、本当に炭に栗をくべて、
焼けた栗をはふはふやっているようで、
もぉ、ほんと、そこに栗があるかのようでした。
万之介さんの飄々とした言い回しもおもしろいけど、
万作さんはなんと言っても声が渋い。
もちろんお年のせいもあるけれど。
いいね、あの声、そしてあの目。
金津地蔵はシテが裕基くん。
久しぶりに観たけど、相変わらずかっぽそいねー、裕基くん。
もっともりもり食べなくちゃダメだー!(笑)
裕基くんに地蔵の服を着せる時にね、
もちろん舞台に立っていて役も親である、萬斎さんが着せるんだけど、
さらに後見の万作さんが後ろからお手伝いしていて。
3代の役者さんが舞台の上に。
萬斎さんの本を読んだ時に、小さい頃から狂言師になることを強制されたわけではない、
というようなことを書いていたと思うので。
裕基くんもそういうスタンスで育てられるのかなぁ。
けど、こうしたおじいさん、お父さんに育てられ、こういう環境で育つと、
やはり狂言の世界になにかを見出すのかなぁ。
いつか彼も狂言師になるのかなぁ。
お地蔵さんになってからは、ずっと面をしていた裕基くん。
面をしたままの謡いはなかなか苦しそうでした。
けど、最後に、石田さん以下ザザッと7人が並ぶとね。
いやー、よかったねー。圧巻でした。
こういう、人数が多い狂言は余計に正面から観るとまたよい。
今回は、外国人の姿を見ることが多かった。
どうやってここにたどり着くんだろう。
よっぽどの日本好きなのかなぁ。
日本人がオペラ観賞するようなものなのかなぁと思ったけど、
それにしても、まずは歌舞伎をかじるよね。
平日だったということもあるのか、
いつもよりは、おばさま率が高かったような気がしました。
それとも、一時期のようなミーハーなお客さんが減ったのかな。
ま、私もミーハー客の1人なんでね、人のこと言えませんけど。
18時半開演ということで。
定時であがってダッシュすれば間に合うかなぁとは思ったんだけど、
定時で帰れるとも限らないし・・・
というわけで、いっそ休んでしまえ!ってことで午後半休をとったのです。
なので、午後がずっとフリー。
そんな私のすることと言えば、パン屋さん巡り!
どちらも好きな土地、代々木上原と本郷のパン屋さん巡りをしました。
マルイチに行ったんだけど。
本当はいつも通り過ぎているプーブーにも寄ろうと思ってたんだけど、
マルイチでついつい買いすぎちゃって重かったから、
プーブーはまた次回!ということで。
けど、ドーナツのハリッツに寄りました。
ちょっとだけ席も空いていたので、2つお持ち帰りで1つはイートイン。
小さなドーナツ屋さんだけど、ほんと、ひっきりなしにお客さんが来るのね。
ハリッツでドーナツも食べたんだけど、
マルイチでサンドにもしてもらったからさ。
代々木公園に行って、ランチにしました。
マルイチのサンドって、人様の前で食べるのには向かないんだけどね(笑)
すごいボリュームだから。これぞ、アメリカ!みたいなサンド。
マルイチは珍しくたいして並ばず、すぐに買えた!
代々木公園から本郷へ移動。
明月堂へ。もう夕方だから、パンの種類が少なかったけど、
甘食はあったのでそれと、母が好きそうなぶどうパンを買って。
帰って母に「好きそうなぶどうパン買ってきたよ」と渡したら
おいしい!って絶賛してた。パンがおいしいね、って。
私が買ってきた、いわゆる有名店のパンをばっさばっさと斬るうちの母ですが、
明月堂のパンは非常にお気に召したらしく、甘食もおいしい、おいしいと言っていました。
そこから本郷周辺を歩いて。
宝生能楽堂に来る時と、健康診断の再検査の時は
私、この辺りをぷらぷらするんですね。パン屋さん巡りのために(笑)
私、本郷周辺って好きなんだ。街の感じが。
あんな都会の真ん中なのに、古くからの「商店」みたいなお店がいっぱいあるんだよね。
人がいっぱいでゴミゴミしてるわけでもないし。
歩きながら、今回もますます好きになりました。
ハンバーガーが有名らしいファイヤーハウスにも行こうかと思ったんだけど、
マルイチのサンド食べてるから入るはずもないので(笑)
てくてく歩いていると、今回は寄らないぞ!と決めていたマヌビッシュの目の前に出てきてしまいました。
・・・そうなったら素通りできないでしょ?
というわけで、本当はデリも欲しかったんだけど、バゲットだけお買い上げ。
それから、ちょっと足を延ばして、白山へ。
白山ベーグルというお店へ行きました。
そこで時間もあるので、お茶しながら、店内にあった雑誌を読んだりしてね。
白山ベーグルって、もっと大きなお店なのかと思ってた。
そこでもベーグルお買い上げ。当然だけど。
私、エコバッグ持参だったんだけど、これが大正解。パンを入れて軽快に歩けた!
そんなわけで、仕事サボって、パン屋さん巡ってたわけです。あはは。
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