古代のお話もさっぱり、なんですが、
高校の世界史で「ホメロス・イリアス・オデュッセイア」という単語を
覚えさせられたことははっきちと記憶しています。
それが叙事詩だっていうのも知ってるけど、
果たして、ホメロスがなにで、イリアスがなにで、オデュッセイアがなんなのか、
まったくわかってません（笑）
イリアス＝トロイなんですね。
この映画を観てから、今日、wikiでいろいろと調べまして、
ちょこっと、わかりました。
私は、イリアスを読んだりもしてないし、
ギリシア神話についても明るくないので、
どこまでが忠実に描かれていて、どの辺りは映画向けなのか、よくわかってないけど
トロイの木馬はでてくるし、
アキレスは、ちゃんとアキレス腱を射抜かれるし、
一応、ギリシア神話の輪郭はなぞって描いているんだね。
いろんな人がレビューに書いてたけど、
パリスがへたれ過ぎ（笑）へなちょこにも程がある、ってくらいへなちょこ。
いくら弓を練習したからって、アキレスはへなちょこパリスにやられちゃうのかよ･･･
って思う、やっぱり（笑）
最前線でもバコバコやっつけるアキレスがへなちょこパリスにー！って。
で、ヘレンもなんでパリスが好きなの？って思うし、
たった1日で脱走しようとするくらいなら、始めから来るなって思った。
トロイ戦争の発端になる人たちなので、
ある意味では、この映画の最重要人物なんですが、
どうも彼らがぱっとしなかったね。
ダイアン・クルーガーはきれいだけど、このヘレンって役は、いい役！っていうのでもないね。
それに引き換え、ヘクトル役のエリック・バナと、アキレス役のブラッド・ピットはよかったです。
･･･なのに、なーんかいまいちな印象なのは、
これはもう脚本の問題だろうね。
なんだろうな～。全体的にそういう印象なんだよな、この映画。
時間も160分で決して短くはないけど間延びしているわけではないの。
でもね、なんか、すべてがぼんやりなんだよね。
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