珠玉

2008年4月17日 映画 コメント (3)
いい映画に出合いました。
メルちゃん、これ観たかしら?観てるよね。
私は、メルちゃんみたいに、ドイツの歴史について詳しくもなければ
共産主義云々も全然わかっておりません。
そういうのがわかってる人が観るよりも、
深さはないかもしれません。
それでも、観賞後にこんな気分になるなんて。
すごい映画です。うん。
あったかいとか、やさしいとか、感動とか、
そのどれでもあるけど、いや、やっぱりそのどれでもない。
すばらしい作品です。うん。素直に賞賛しますね。
最後の最後で、涙がこぼれました。

1984年の東ドイツが舞台。
シュタージという、本当にこんなことをしてたんだ、と驚いてしまう国家組織。
ベルリンの、あの壁を挟んで、おなじ「ドイツ」という国でありながら、
全く違う国があったなんて。それがつい最近まで。
壁の崩壊のニュースを見ていても、
それがどうすごいのか、なんでみんながあんなに騒いでいるのか、
どれだけ大きな意味を持ったことなのか、
それがわからなかったから、小学生の私には。
すごいことだったんだなぁと、今になって思います。

2年前に、ベルリンに行った時に、壁の跡にも行って、
東から西へ脱走して射殺された人の名前があったりして。
あと少し待てば壁がなくなったのに、というような、
ほんと、崩壊の数日前に亡くなった人もいたよなぁ
と思いながら観ていました。
テレビ塔や飛行機から見るベルリンの街は、
旧東側と旧西側とで、明らかに街並みや建物が違って、
東側のほうがなんだか冷たい印象だったよな〜とか。
そんなことを思い出しました。

本当に、いい映画です。

コメント

nophoto
サイヤまん
2008年4月18日8:54

OK!見ます!!

メルヘン
メルヘン
2008年4月18日21:49

んだべー!
めちゃいいべー!
ハンパないべー!
でもアタシの映画の好みとサイヤまんの好みって、結構合わないんだよね(゜o゜;

ドイツで公開されたときに観てレビューしたので誰も聞いてなかったのが悔しかったんだから!
うちのマミーは2回映画館に観にいってました。

あの壁はさ、物質的サイズ以上のものがあったんだよなーと思います。
今はてくてくあるいてテレビ塔も動物園もいけるのにねぇ。

紅緒
紅緒
2008年4月20日23:31

サイヤまん
観るべし!観るべき!
さすがアカデミー賞だわ〜、なんてチープな感想言えないくらい
すっごいいい映画ですよ、これ。

メルちゃん
ドイツへ行って、ロマンチック街道とか古城巡りじゃなくて
ベルリンという街に行けてよかったなぁと、今さらながら思うよ。
あの壁は、本当に、大きくて厚くて高い壁だったんだねぇ。
ハンパねぇよ、この映画。ほんと、ハンパねぇ!!!
グッバイ・レーニンもよかったけど、
取り上げてる題材が同じとはいえ、あれとは全く別ジャンルだよね、これ。

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