観劇ツアー

「ヴェニスの商人」というシェイクスピアのお芝居をSくんと観に行ってきました。
前に、観に行くって言ってたのは聞いてたんだけど、
こないだ「一緒に行く？」と誘われたので、
あ、一緒に行っていいんだーと。
じゃ、最初の時に誘えよって思ったけど（笑）行ってきました。
昼公演だと思ってたら「とりあえず明日は夜公演なので
適当に時間決めるか」と昨日の夜のメールで初めて知りました。
で、集合時間は今日の午後決まりました。
ゴゴイチでCちゃんと会っていて「今日はSくんとデート」と話したので
「集合何時？」と聞かれたんだけど、その時点ではまだメールも来てなくて
「んー、まだわかんないけど」なんて話してて。
メールしなくていいの？決めたほうがいいんじゃない？って言われたけど
まぁ、そのうち連絡来るからいいよ、とほっといたらちゃんと連絡が来ました。
ま、そんな感じでぼんやり集合です。

そうそう、昨日、夢でSくんが結婚しちゃう夢を見たので
念のため「結婚の予定ないよね？」と確認しておきました（笑）
「いよいよ現実と妄想の世界に境がなくなってきたな・・・」と言われました。

お芝居は、おもしろかったです。
と、至極お決まりの感想しかでてこない私もどうかと思いますが。
市村正親と藤原竜也はさすがです。声の通りが違います。
藤原竜也はおもしろかった。盛り上げ方を知っているというか。アドリブじゃなくてね。
市村さんは、圧倒的な支配力というか、パワーのある人だった。
それだけのキャリアもあるしね。
個人的には、市村さんの見せ場をもっと作ってくれてもよかったと思う。

天王洲アイルの銀河劇場というところでやってるんだけど、
天王洲アイル、就活の時以来だよ、行ったの。
オフィスでもない限り、行く必要ないもんね、あそこって。
元アートスフィアだから、劇場としては、真新しいわけじゃないんだろうけど、
なんとなく好きな劇場でした。

シェイクスピアのシナリオって、演出如何によっていくらでも帰られるんだろうなー。
古典的にするならとことんできるし、
逆に現代的にすることもできるし。
劇団四季のヴェニスの商人だったらまた違うだろうしね。

お芝居も狂言も、おもしろいのは観ている側に委ねるところが多いということです。
映画だと細部まで作る込めるからね。
極端にいえば、受動的ですが、
お芝居は能動的、というのも言いすぎだけど
こちらの想像力にかかる部分も大きいので。

帰りに送ってもらいました。
なんか、送ってもらうためだけに車出させてしまって申し訳なくなった。
「（送るの含めて）それもツアーですから」と言ってくれたのでありがたく。

芸術の秋ですねー。そろそろ狂言も観たいし。