局長！

ちょっとちょっと！
13巻ってば、2話だけじゃない！
思ってたよりも最終回がすぐでたじろぎましたよ。

いやー。見ちゃいましたー。終わっちゃいましたー。
私はこうしてDVDで見たので、1年かけて見たわけではないのですが・・・
と思って確認してみたら。
なんと！1年かけて見てました！！
むしろ1年と1ヶ月かかってます！
途中、半年空いたりしてたので。
なんだー。これ見るのに1年かかってたのかー。

左之助、ずっと字間違えてたね、ごめんごめん（笑）
最終回にして、たぶん初めて、正しく書いていると思います。

よかったです。本当に。
史実はどんどん希望がなくなって、重く苦しくなっていくのに
近藤の最期は斬首なのに。
最後の最後はほっとできました。すばらしい！

私、大河ドラマを全部見たのなんて、これが初めてです。
自分が好きな新撰組だし、出ている俳優さんも年が割と近いし、
親しみやすかったというのもあるけど。
よくNHK大河を見ようと思いましたよ、私。

大河ドラマは史実を忠実に追うものではないということがわかりました。
もちろん、捻じ曲げた史実を作り上げちゃいけないけど、
必ずしも正確でなくてはならないものでもないのです。
そこが、ドラマなんだねー。おもしろかったよ。

土方のお兄さんが
「なにが正しいかは100年後、200年後の人が判断すればいい」というところがあります。
その一言がぐっときました。
それはまさに私ですね。うん。
なにが正しかったのか、間違っていたのか、それは私なりに解釈すればいいのね。

新撰組がすべて正しかった、なんてさらさら思いません。
このドラマには描かれていないけれど、
新撰組は京の町で不逞浪士を取り締まってもいたけど
自分たちが乱暴・狼藉を働いてもいます。
泣く子も黙る殺人集団。京の人たちはさぞや怖かったことでしょう。

新撰組隊士の家族は、明治の幕開けを肩身の狭い思いで生きたんでしょうね。
たぶん、あの頃、新撰組の家族だなんて、お尋ね者呼ばわりでしょうから。
左之助もおまさちゃんと別れる時に「新選組の身内だってばれないようにしろ」
というようなこと言ってたしね。
あ、そうそう。左之助って、茂（息子）ともう1人、おまさちゃんとの間に子供いるらしいよ。
これは史実の話。

慎吾くんが最後はすっかり局長になってました。
顔つきが変わるんだね、本当に。
沖田が療養してるシーンで初めて、藤原竜也って鼻すじが通ってて美形だなーと思いました。
私、鼻すじ通ってる人、好きなんですよ。
オダギリジョーはやっぱり、斎藤さん役が1番かっこいいと思う。
今まで私が見たどの役よりもかっこいい。

DVD-BOX、欲しくなっちゃった（笑）