もはやドラマではない
2006年11月11日 映画
今回の監督はアレックス・コックスです。
ほんと、これ、連ドラっすか？ありえないでしょ、普通。
ドラマに域に収まってるんだ、これ。すごいわー。
今、解説読んで知ったんだけど、
マカロニウエスタンのオマージュ？パロディ？の瀬戸際みたいな作品なんだってね、これ。
私はその、マカロニウエスタンを観ていないのでなんとも言えませんが。
それだけに、よきにせよ、その逆にせよ、ドラマじゃないです。
ついでに、なんていうかなー。
マイクの仲間たちのエピソードが、なんていうか、こそばゆいというか。
観てて恥ずかしくなっちゃうんだな、なんとなく。
特に、ラストのシーン。みんながマイクの事務所に大集合してるとことか。
ノブさんまであそこにいるって、ありえないでしょ？キャラ的に。
あれはないないない・・・
マイクの世界とはちょっと違うラインで出来上がってるとこがあるんだな、明らかに。
まぁ、私の勝手な決めつけといえばそうなんだけど。
で、今回の主役はノブさんなわけ？みるくなわけ？みたいな（笑）
でも、ゲスト監督だし、それまでのマイクを知らなかっただろうし、
そういう意味では、海外からの監督でよくここまで作ったな、というのは
素直にすごいと思います。
ゲストの田口トモロヲは、ほんと、日本映画や日本のドラマには出てこないキャラなんだけど、
あのキャラとして、いい味だしてました。かわいかった。
普通に考えたらありえないけどね。
田口トモロヲに、中村達也に、と音楽好きにもぐっとくるキャスティングですね。
それに、メイキングでさ、中村達也がドラム叩いてるのが入ってるの。
今回、スカパラが冒頭でライブやってるんで、そのドラムセット叩いてるんだけど。
さすが、かっこよかったー。
私、なにげに昨日、ドラム習おうかなーと音楽教室のサイトとか見てたんで、
感化されて「これはドラムやるしかない！」と思っちゃいそうでした（笑）
あれだけできるようになるには、どれだけスティック振ってるんだろうね。
ストーリーとしては、娯楽性があっていいと思います。
マイクとしては、ちょっと微妙なラインもあるけど（笑）
ま、個人的な感想なんで。
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