味覚

2005年11月9日
髪色を変えてきた。
といっても、あまり変わってない。
伸びてきたし、毛先のほう退色してきたしって感じだったから。
「どんなにしますか?」と聞かれ「寒々しい感じにしてください」という私。
どんなにしろ?って感じだよね。
けど、いっつもこんな感じ。あんまり確固たるイメージないまま美容院に行くので。
来月、結婚式があるんだけど、そのセットもお願いしてきた。
たぶん、営業時間より早くに行かないと間に合わないんだけど、
(式場と全然近くないからかなり遠回りになるんだけど)
いいですよと言ってくれたし。

で、そこの美容院はうちから近くないんです。
かといって節約マンスリーな私は、ついでにお買い物、なんて余裕もなく。
なので、せっかく行ったからおいしいパンくらい買っていこうと思い、
パン屋さん2軒行きました。うち1軒はベーグル屋さん。
どちらもおいしかった。うん。よかったよかった。
ベーグルは私好みだったし。焼きたてだったし。
16時前に行ったんだけど(お店は18時まで)
残りは3種類だけだった。人気なんだね。
おいしかったのでまた行こうっと。

陶芸の先生との話で
「こないだ、おいしい豚汁の作り方をためしてガッテンでやってたぞー」という話題になった。
あぁ、おじいちゃんって、けっこうね、料理番組とか見てるんですよ、なぜか。
今ってごぼうが旬なんだってね。今朝のはなまるでもごぼうについてやってた。

今朝のはなまるだと、おいしいきんぴらごぼうの作り方ってことで、
皮はむかない、アクは抜かない、とやってた。
で、おいしい豚汁の作り方は、
ごぼうの皮はむかないというのと、だしは入れないということだったらしい。
あ、あとね、きんぴらは、しょうゆだけで仕上げるってことだって。
一緒に聞いてたおばさんは全てに関して「へぇ〜、目からウロコだ!」と
いちいち驚いていた。
きんぴら作る時なんか、しょうゆもみりんも酒もだしも入れてたよーと。
けど、私はなーんにも驚かなかったよ。
だって、うちは全部それやってるもん。
むしろ、きんぴらにだし汁?と驚いたくらい。

そういえば高校時代。
私はマネージャーやってたんだけど、
なんかの時にね、豚汁を作ることになったんだ。
で、それぞれ持ってくるものを割り振りして。
私はなんか野菜と、だしってことになったわけ。
ま、だしっていっても、ほんだしってやつ?だけど。
で、母親に言ったら「豚汁にだしなんか入れる必要ないんだよ」と言われ
その時はへぇ〜、そうなんだ〜と思って。
けど、一応持っていくことになってるので持っていったんだよね。

私、ほんだしってあまり好きじゃないんですよ。
うちでは、ほんだしだけのだしでお味噌汁を作るってこともないからとういのもあるし、
おいしくなっているって言ってもやっぱり化学的な味だから。
豚汁って入れなくていいんだーと思って、
学校に行って先輩にも「一応持ってきましたけど、入れなくていいんですよ」って言ったの。
そしたら「そうなの?」みたいなこと言われてね。
けど、私がちょっとその場を外した隙にだしを入れていたんだね、先輩が。
ドアを開けたらちょーど顆粒のだしを鍋に入れてるとこでさ。
「あ!見られた!!」なんて言って笑ってたけどね。
でもこれがさ、やっぱりおいしくなかったんだよ。だし入ったら。
私が持っていっただしのほとんどを入れてしまったのか知らないけど、
妙に人工的な味がするんだもん。
やっぱりだしなんて要らないんだーって思ったね、その時。

おじいちゃんの言うことには、
ガッテンでは、だしを入れると味が多すぎてしまうといっていたそうだ。
入れなくてもいい甘みなどの味(だし)があることで、
舌の酸味や苦味などを感じる部分がだしの味が蔓延してしまって、
味覚が鈍くなる、ということらしい。

なんでもかんでも入れればいいってもんでもないね、料理って。

今日は、ぱらぱらと京都本を見ていたんだけど、
どこ行くか決まらないー。行きたいお店は決まるのに。
行った事ないお寺に行ってみようかな〜。

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