案外、評価が高い。
これも友達に「けっこういいよ」と薦められて観た。
そう言っていたのは、確か1人ではなかったと思う。
広末も松田龍平も好きじゃない私だけど、
じゃ、というわけで観てみた。

けど。別に、だった。
なんか、物語によくある世界って感じ。
静流(広末)と誠人(松田)の出会い。
初対面なのに初対面じゃないみたいに人の話しかけてくる子、それが静流で、
そういう子ってどっかでよく見るけど、
(どっかってのはつまり小説やマンガの世界のことね)
実際、あんな子はほとんどいないし、いたとしても変わってる子の扱いだろう。
静流の「出初式!」
っていうセリフが印象的なシーン。
飛んでいった風船が電柱にひっかかってしまい、泣く子供がいて、
その風船をとってあげるっていう。
風船がひっかかるとこに遭遇したことなんかまずないし、
ひっかかった風船をとる、というエピソードがわりと印象的な場面として作られている。
それもどっかの世界によくあるような。

う〜ん。なんか全体にわたって、うっすらと空々しさ漂う気がするんだよなー。
ストーリーがいまいちです。残念ながら。
ラストも、あ、そうなるんだ、っていう感じで。

写真はきれいです。
映画タイトルにもなってるくらいだから、写真はたくさん出てきます。

あと、小池栄子。
あの人、最近痩せたじゃん。この映画は痩せる前だから、
顔がまんまるだけど(私が言うなって感じだけどね)
そういうのは別にいいとして、
あの演技はどうなんでしょうか?
あまりに・・・ビジュアルが・・・観ているこっちがつらい・・・

松田龍平の英語も酷かった。どーやら帰国子女っていう設定らしいけど、
どこの国に行ってたんだ?ってくらいひどい英語を話していた。
帰国子女であの発音はないでしょ。
それでナレーションとかされて、いい迷惑。

写真のための映画として観るにはいいですけど、
だったら写真集を買ったほうがよっぽどいいと思います。
斉藤なんとかさんだったと思った、写真は。

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