ディスカス第2弾。
どこ探してもなかった「実験映画」です。
ま、ないだろーなー、こんなマイナーな作品。

これ、映画そのものは40分。
ある廃墟に呼ばれた男と女。
7日間で、男が女の映画を撮るという映画。
まぁ、設定がありえないだけに、ありえない展開になりますけど。
展開というか、話の筋がない感じです。
話にオチがあってとか、起承転結とかがある映画ではなく、
男と女の心情がどうリンクしたり、観客がどこにどうシンクロするか、
そういう試みの映画みたいです。

それだけに、意味わかんねー、っていう映画ではあります。
特に、私個人的には、特殊メイクで
永瀬くんの頭に花を生けるシーンがあるんだけど、
あそこは要らないんじゃないか、と思ったりもしました。
気持ちはわかるんだけど、ちょっと跳びすぎてる感が。

けどこの映画。
タイトルが「実験映画」だけあって、
シナリオなどが特にあるわけではなく、
現場に入って、監督と役者とで話しながら、
映画の設定7日間と同じく、7日間という時間で同時進行的に撮った映画だそうです。
だから、随所に役者の意見も取り込まれているんでしょう。
それに、結末はおろか、話の流れも、クランクインの時には未定だった。
やってみてあーだ、こーだと決めた映画のようです。
メイキングも入ってますので見たんで。

まぁ、それにしても、なかなか難しいわ。
手塚監督って白痴の監督なのね。あー、なるほど。
あそこまでじゃないけど、ああいう世界観は共通してます、この映画も。
そんな映画です。

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