ヴァニシングポイント
2005年8月6日 読書 コメント (1)
ガン漂流の奥山氏が出版した念願の小説。
この小説の発売から3日後に奥山氏はこの世を去る。
ガンエヴォを読んでるときから、
この、ヴァニシングポイントが氏の自伝的小説だと書いていたから知ってたけど。
正直、この小説はつまらなかった。
自伝的「小説」をいいことに自分のお遊びとして満足しているような気がする。
まぁ、小説家なんて自己満の世界なのかもしれないけどさ。
ただ、小説=フィクションという概念を自分の都合のいいように利用しているような。
文体も普段のブログ、つまりガンエヴォと大差ない。
わざわざ「小説」というのれん掲げるほどのものじゃないと私は思った。
語り口は現在の奥山氏、つまり闘病生活に入っている奥山氏の視点。
現在から数年前、大学卒業してから病気になるまでを語るというもの。
それも、どうなんだかと。
死んじゃう人間なんだから、なんでもありでしょ、みたいな空気がある。
そりゃね、自分の過去をけっこうリアルに書いてるとは思うけどさ。
けっこうというか、大方事実を書いてると思うし。
VPを手にするまで、4,5軒の本屋を物色した。
ガン漂流はわりと置いてあるんだけど、VPは置いてある本屋はまりなかった。
それはつまり、そういう意味だったんだ。
2作目を出してたら、読んだと思う。
VPだけだと、作家先生ではないなと、個人的に思うわけです。
イデイは実在の人物じゃないのかな。
それとも実在なのかな。ガンエヴォに友人をバイクで亡くしたエピソードは
なかった気がするので、モデルになる人は確実にいるとは思うけど、
もしかしたら実在しないのかもしれない、と思ったり。
イデイがまったくのフィクションで、モデルに近い人もいないっていうなら、
奥山氏の次はどんなになったんだろうね。
ま、そんなわけで、
ブックオフに売ってチャラにします。
この小説の発売から3日後に奥山氏はこの世を去る。
ガンエヴォを読んでるときから、
この、ヴァニシングポイントが氏の自伝的小説だと書いていたから知ってたけど。
正直、この小説はつまらなかった。
自伝的「小説」をいいことに自分のお遊びとして満足しているような気がする。
まぁ、小説家なんて自己満の世界なのかもしれないけどさ。
ただ、小説=フィクションという概念を自分の都合のいいように利用しているような。
文体も普段のブログ、つまりガンエヴォと大差ない。
わざわざ「小説」というのれん掲げるほどのものじゃないと私は思った。
語り口は現在の奥山氏、つまり闘病生活に入っている奥山氏の視点。
現在から数年前、大学卒業してから病気になるまでを語るというもの。
それも、どうなんだかと。
死んじゃう人間なんだから、なんでもありでしょ、みたいな空気がある。
そりゃね、自分の過去をけっこうリアルに書いてるとは思うけどさ。
けっこうというか、大方事実を書いてると思うし。
VPを手にするまで、4,5軒の本屋を物色した。
ガン漂流はわりと置いてあるんだけど、VPは置いてある本屋はまりなかった。
それはつまり、そういう意味だったんだ。
2作目を出してたら、読んだと思う。
VPだけだと、作家先生ではないなと、個人的に思うわけです。
イデイは実在の人物じゃないのかな。
それとも実在なのかな。ガンエヴォに友人をバイクで亡くしたエピソードは
なかった気がするので、モデルになる人は確実にいるとは思うけど、
もしかしたら実在しないのかもしれない、と思ったり。
イデイがまったくのフィクションで、モデルに近い人もいないっていうなら、
奥山氏の次はどんなになったんだろうね。
ま、そんなわけで、
ブックオフに売ってチャラにします。
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