ガン漂流の最終巻。
ガン漂流(ブログやらなんやら)を書いている期間は、
余命2年と宣告されてからなので、
ただでさえ、健常者とは違う生活を強いられるはず。
にも関わらず、普通の生活を送っている奥山氏。
が、さすがに33歳の奥山氏は、弱ってベッドにはりついている日が多くなる。
完全に末期ガン患者って感じだ。
彼が元気だった頃を知っているわけでもない私が言うのもなんですが、
そんなの、全然似合ってない。
まぁ、ガンが似合う奴なんかいるわけないんだけど。
ETVでも、最後の最後、奥山氏がブログも更新できなくなり、
それでも牧野出版(出版元)の編集者、吉田さんが口述筆記で更新したり、
ブログに寄せられる読者の感想をプリントアウトして読んでいたりした様子が流れた。
が、奥山氏は映らなかった。
いや、映ることは映ってたんだけど、病床に横になった後ろ姿のみ。
つまりは、正面から撮ることが憚られる状況だったってこと。
小説ヴァニシングポイントの発売から3日後に亡くなってるんだから、
致し方ないことなんだけど。
そして逝く。
いつもはプレミニ?を買ったとか、最悪の定食屋に行ったとか報告があるんだけど、
当たり前のことながら、死んだ報告なんてのはアップされません。
吉田さんが亡くなったことを更新し、その後、サ母のコメントがアップされます。
奥山氏のブログは今もネットで見ることもできます。
そのあとに、本を発刊するにあたってだと思うんだけど、
お父さんとサ母のコメントが載っています。
サ母は実の母ではなかったなんて、これ読まなかったら知らないよ。
ガン漂流読んでても、特に32歳の巻だな、泣きそうになったけど、
お父さんとお母さんのコメント読んだら、
耐えられなくて、新幹線の中だったんだけど泣いてしまった。
それでも号泣しない程度には持ちこたえたけど。
新幹線で泣いてる女の子なんて、傍目に見たら驚くでしょ?
若くしてガンで亡くなるのは、なにも奥山氏が初めてではないし、
他にだってたくさんいる。
こないだ本屋さんで見かけた本は、
高校3年生の時にガンがわかってから、東大受験して合格して、
入学して3ヶ月で亡くなった子の本だったりした。
だから、若くしてねぇ〜という感想よりも、(そうも思うけどさ)
自分の命のリミットがわかっていて、
しかもその原因は病気で、
それでいて自分を貫くということを選択できるエネルギー、
それのビッグ加減というか、偉大さというか、
そういう圧倒的なものがあった。
もしも私が末期ガンだったら、
余命をどう生きる選択ができるだろう。
諦めてしまえばそこで全てが終わってしまうんだけど、
金銭的にも精神的にも家族にかける負担は相当なもので、
それを考えるとさっさと逝ってしまうほうがいいのかもなんて思ったりもする。
あなたを忘れません。
ガン漂流(ブログやらなんやら)を書いている期間は、
余命2年と宣告されてからなので、
ただでさえ、健常者とは違う生活を強いられるはず。
にも関わらず、普通の生活を送っている奥山氏。
が、さすがに33歳の奥山氏は、弱ってベッドにはりついている日が多くなる。
完全に末期ガン患者って感じだ。
彼が元気だった頃を知っているわけでもない私が言うのもなんですが、
そんなの、全然似合ってない。
まぁ、ガンが似合う奴なんかいるわけないんだけど。
ETVでも、最後の最後、奥山氏がブログも更新できなくなり、
それでも牧野出版(出版元)の編集者、吉田さんが口述筆記で更新したり、
ブログに寄せられる読者の感想をプリントアウトして読んでいたりした様子が流れた。
が、奥山氏は映らなかった。
いや、映ることは映ってたんだけど、病床に横になった後ろ姿のみ。
つまりは、正面から撮ることが憚られる状況だったってこと。
小説ヴァニシングポイントの発売から3日後に亡くなってるんだから、
致し方ないことなんだけど。
そして逝く。
いつもはプレミニ?を買ったとか、最悪の定食屋に行ったとか報告があるんだけど、
当たり前のことながら、死んだ報告なんてのはアップされません。
吉田さんが亡くなったことを更新し、その後、サ母のコメントがアップされます。
奥山氏のブログは今もネットで見ることもできます。
そのあとに、本を発刊するにあたってだと思うんだけど、
お父さんとサ母のコメントが載っています。
サ母は実の母ではなかったなんて、これ読まなかったら知らないよ。
ガン漂流読んでても、特に32歳の巻だな、泣きそうになったけど、
お父さんとお母さんのコメント読んだら、
耐えられなくて、新幹線の中だったんだけど泣いてしまった。
それでも号泣しない程度には持ちこたえたけど。
新幹線で泣いてる女の子なんて、傍目に見たら驚くでしょ?
若くしてガンで亡くなるのは、なにも奥山氏が初めてではないし、
他にだってたくさんいる。
こないだ本屋さんで見かけた本は、
高校3年生の時にガンがわかってから、東大受験して合格して、
入学して3ヶ月で亡くなった子の本だったりした。
だから、若くしてねぇ〜という感想よりも、(そうも思うけどさ)
自分の命のリミットがわかっていて、
しかもその原因は病気で、
それでいて自分を貫くということを選択できるエネルギー、
それのビッグ加減というか、偉大さというか、
そういう圧倒的なものがあった。
もしも私が末期ガンだったら、
余命をどう生きる選択ができるだろう。
諦めてしまえばそこで全てが終わってしまうんだけど、
金銭的にも精神的にも家族にかける負担は相当なもので、
それを考えるとさっさと逝ってしまうほうがいいのかもなんて思ったりもする。
あなたを忘れません。
コメント