さてさて、ガンレヴォの第2弾。
これもさくりと読み終えました。
ご本人もあとがきなどで述べてますが、
1巻目と明らかな文章の違いがあります。
気持ちの違いもあります。
ずいぶんおとなしくなっちまいやがって、というところもあります。
けど、正直なんじゃないでしょうか。
死ぬのは怖いと認めてる、死にたくないと思ってる、できれば永らえたいと思ってる、
それでも死ぬことを受け止めている。
そういうのって、言葉にするのは簡単だ。
奥山氏はそれをやってのけているので、
第3者に対する文章なんじゃなかろうかという気すらしてくる。
けど、そりゃ怖いだろう。
読んでると、日本の医療はこれでいいのだろうかと思う。
奥山氏も問題視してるけど、医療ミス、起きてますから。
医者も職業のうちの1つだけど、
扱うモノの重さをもっと意識しろよと、私も思いました。
レントゲンの値段もぼったくってたり。
ドラマの中だけの世界かと思ったけど、製薬会社との結びつきとか。
新薬を使うなとは言わない。それがあったからこそ現在の医療があるんだろうし。
でも、やっぱり。人間はラットじゃない。
その人個人に合った医療行為を施すべきだし、
その人の考えを尊重した医療であるべきだし、
同じ病気でも人はみんな違うんだから。血液型だって体力だって年齢だって。
それぞれ違う方法になって当然のはずだ。
まずいな。日本の医療は。
これは、すべては一杯のコーヒーからを読んでもちょっと思ったことだけど。
昔、私が小学生の頃、「病院へいこう」という映画があった。
それは主演が真田広之だったと思う。
きょんきょんも出てる。たしか末期ガン患者の役だった。
ホスピスに入ったんだったと思う。
「モルヒネ」って笑って言うの。それが印象的。
劇中、モルヒネくれモルヒネくれって迫ってたんだけどさ。
当時は、モルヒネがなんなのかわかってないから
(薬だってことくらいはわかったけどね)
それにどんな意味があるのかも当然わかってなかったけど、
ガンレヴォ読んで、モルヒネの意味がやっとわかった。
使いたくないと拒んでいられる筆者はすごい精神力の持ち主だと思う。
使いたくないと思っているんだけど、それでも使わざるを得ないくらいの痛み。
どんな痛みなんだ。なんで日記が書ける・・・
33歳も読み始めました。
けど、33歳は電車の中で読むのやめようかな。
32歳でもちょっと泣きそうだったもん。
これもさくりと読み終えました。
ご本人もあとがきなどで述べてますが、
1巻目と明らかな文章の違いがあります。
気持ちの違いもあります。
ずいぶんおとなしくなっちまいやがって、というところもあります。
けど、正直なんじゃないでしょうか。
死ぬのは怖いと認めてる、死にたくないと思ってる、できれば永らえたいと思ってる、
それでも死ぬことを受け止めている。
そういうのって、言葉にするのは簡単だ。
奥山氏はそれをやってのけているので、
第3者に対する文章なんじゃなかろうかという気すらしてくる。
けど、そりゃ怖いだろう。
読んでると、日本の医療はこれでいいのだろうかと思う。
奥山氏も問題視してるけど、医療ミス、起きてますから。
医者も職業のうちの1つだけど、
扱うモノの重さをもっと意識しろよと、私も思いました。
レントゲンの値段もぼったくってたり。
ドラマの中だけの世界かと思ったけど、製薬会社との結びつきとか。
新薬を使うなとは言わない。それがあったからこそ現在の医療があるんだろうし。
でも、やっぱり。人間はラットじゃない。
その人個人に合った医療行為を施すべきだし、
その人の考えを尊重した医療であるべきだし、
同じ病気でも人はみんな違うんだから。血液型だって体力だって年齢だって。
それぞれ違う方法になって当然のはずだ。
まずいな。日本の医療は。
これは、すべては一杯のコーヒーからを読んでもちょっと思ったことだけど。
昔、私が小学生の頃、「病院へいこう」という映画があった。
それは主演が真田広之だったと思う。
きょんきょんも出てる。たしか末期ガン患者の役だった。
ホスピスに入ったんだったと思う。
「モルヒネ」って笑って言うの。それが印象的。
劇中、モルヒネくれモルヒネくれって迫ってたんだけどさ。
当時は、モルヒネがなんなのかわかってないから
(薬だってことくらいはわかったけどね)
それにどんな意味があるのかも当然わかってなかったけど、
ガンレヴォ読んで、モルヒネの意味がやっとわかった。
使いたくないと拒んでいられる筆者はすごい精神力の持ち主だと思う。
使いたくないと思っているんだけど、それでも使わざるを得ないくらいの痛み。
どんな痛みなんだ。なんで日記が書ける・・・
33歳も読み始めました。
けど、33歳は電車の中で読むのやめようかな。
32歳でもちょっと泣きそうだったもん。
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