新選組研究最前線・・・?
2005年5月28日 読書
今読んでる本がこれです。
共著の本なんですね、これ。
で、最後に著者プロフィールみたいのがあるんだけど、
どの人見ても、普通の人らしいんです。
つまり、研究者じゃないんです。
だからか、と思ってしまうのですが、
どーもいまいちなんだな、この本。
例えば、伊藤浪ノ介という隊士の足跡を書いてる人が二人いるんだけど、
大方はね言ってること一致してるんだけど、細かい数字だと書いてること違ったり。
岡村亀太郎っていう隊士の足跡は、戊辰戦争終了から書かれ始め、
明治期にどこそこへ勤めたとかどこそこへ出張したとか、いらん情報書かれてるし。
自分で勝手に謎解き始めたくせに、それを勝手に「伝説」と呼んでたり。
ひどいのだと、司馬遼太郎の「燃えよ剣」の中で土方が言ってる言葉がでてきちゃうし。
シバリョーはあれ、小説ですからね。
ちょーど、今日、メルヘン大先生に
「研究者と一般人とが書く本はぜ〜んぜん違う」と教えてもらったのですが、
私もこの本をもってそれを痛感しました。
確かに、史料をめぐるのにかなりの時間を要したんでしょう。
それはわかるけど、史料にあったことをただ羅列されてもね。
ちょっと前に大石学という人の書いた「新選組」はね、もっとおもしろかった。
(ちなみにこの人は、大河の新撰組の時代考証も担当してるみたい)
リンクさせるんだな、やっぱり研究者は。
これとこれとこの史料から推し量るにこうこうで、
それはこの史料を読んでも確かだと言えて・・・
みたいに、こちらを「ほぅほぅ、なるほどね」と思わせてくれる。
史料も、ただそのまま転載するのじゃなく、
その後にちゃんとなにが書かれてるか解説してくれるし。
もうこの本は流し読みです。
「上」があるってことは当然「下」もあるんですが、それは読みません。
共著の本なんですね、これ。
で、最後に著者プロフィールみたいのがあるんだけど、
どの人見ても、普通の人らしいんです。
つまり、研究者じゃないんです。
だからか、と思ってしまうのですが、
どーもいまいちなんだな、この本。
例えば、伊藤浪ノ介という隊士の足跡を書いてる人が二人いるんだけど、
大方はね言ってること一致してるんだけど、細かい数字だと書いてること違ったり。
岡村亀太郎っていう隊士の足跡は、戊辰戦争終了から書かれ始め、
明治期にどこそこへ勤めたとかどこそこへ出張したとか、いらん情報書かれてるし。
自分で勝手に謎解き始めたくせに、それを勝手に「伝説」と呼んでたり。
ひどいのだと、司馬遼太郎の「燃えよ剣」の中で土方が言ってる言葉がでてきちゃうし。
シバリョーはあれ、小説ですからね。
ちょーど、今日、メルヘン大先生に
「研究者と一般人とが書く本はぜ〜んぜん違う」と教えてもらったのですが、
私もこの本をもってそれを痛感しました。
確かに、史料をめぐるのにかなりの時間を要したんでしょう。
それはわかるけど、史料にあったことをただ羅列されてもね。
ちょっと前に大石学という人の書いた「新選組」はね、もっとおもしろかった。
(ちなみにこの人は、大河の新撰組の時代考証も担当してるみたい)
リンクさせるんだな、やっぱり研究者は。
これとこれとこの史料から推し量るにこうこうで、
それはこの史料を読んでも確かだと言えて・・・
みたいに、こちらを「ほぅほぅ、なるほどね」と思わせてくれる。
史料も、ただそのまま転載するのじゃなく、
その後にちゃんとなにが書かれてるか解説してくれるし。
もうこの本は流し読みです。
「上」があるってことは当然「下」もあるんですが、それは読みません。
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