海を飛ぶ夢を観るために、せっかく銀座まで来たから、
あちこち見てみようかなとも思ったんだけど、
銀座でお買い物ってどこよ?って思って。
プランタンはちょっとひっかけたけどね。
松屋だ三越だ行っても、結局変わり映えのするものが手に入るわけじゃないし、
今日は買い物する目的で来てるわけでもないし。
なので一路横浜へ。
ルーブルの前売券持ってて。5月か6月に行こうと思ってたんだけど、
だったら今日行ってしまえ、というわけで行ってきました。
開催直後は混んでたみたいだし、絶対混むと思ったし。
けっこう宣伝してたもんね。
で、会期ギリギリの頃もまたちょっと混む気がしてね。
ってことは、5月6月の平日が一番空いてるかと思って。
で、確かに今日は空いてるほうだったんだと思う。たぶん。
とはいえ、あのスペースに展示してある絵画を観るには
十分すぎるほどの人で溢れてたけど。特別展ともなれば仕方ない。
友達がすでに観に行ってて、感想聞いたら「裸ばっか!」と言ってた(笑)
私も、最初は「ルーブルかぁ。へぇ〜」なんて思って興味持ってたんだけど、
今回は19世紀初頭のフランス絵画の展示ということで。
ちょろりとテンションが下がってた面もあるっちゃある。
19世紀初頭の絵画が悪いなんて一言も言ってませんよ!!
個人的にそこまで好き!っていう絵画じゃないっていうだけです。
正直なとこ、ちょっと退屈だった。
私のテンションだけじゃないんだけど、その原因は。
音声ガイドの貸し出ししてて、それは全ての絵の解説をしてるんじゃなくて、
いくつかの絵画にスピーカーマークがついてると解説してるので、
そこにチャンネル合わせてね、って感じのもので。
となると、解説つきの絵画の前には人がごみごみしててさ。
それも土日に比べたらずっとましなんだろうけどね。
なんか言い訳してるみたいだけど、
よかったですよ。展示そのものは。
入ってすぐ、目の前に「泉」という絵画がドドーンと現れるのです。
ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルという画家の作品です。
かなり大きな絵だし、その美しさと共にドドーンと入ってくるそれは印象的です。
最初のゾーンは歴史画。それからオリエンタリスムと続いていきます。
この頃の絵画って、光の明暗が意図的に使われてて、
それが尚一層、絵画をリアルに浮かび上がらせる効果を持っていると思いし、
今日、本物を観て、実際にそうだと強烈に感じました。
近くでまじまじと観るのもいいんだけど、ちょっと遠くから観ると
途端に表情が変わって圧倒的な存在感を放っている感じがした。
近くで見ても忠実に描かれててすごいな、と思うんだけどね。
この茶色はどうやって作り出した色なんだろう?とか
どうしてこういうタッチでここが表現できるんだ?とか。
けどちょっと離れて観ると、本当にあたかも今そこに立っているんじゃないか、
この情景は本当に私の目の前の出来事なんじゃないか、ってくらいなの。
だから、遠目で観てみると楽しいのに、そういう人ってけっこう少なかったね。
絵の前に集まっちゃって。邪魔だっつーの(自己中な私)
ガリレオの弾劾裁判の絵があって。
「ヴァティカンの宗教裁判所に引き出されたガリレオ」っていうフルーリって人が描いた絵。
この絵を観てた時、隣にいたカップルがこそこそ声で話してたのがさ。
男「これ、すごい貴重な絵だよ」
女「え?なんでわかるの?」
男「だってガリレオだよ?地球は回ってるだっけ?の人」
女「へぇ〜そうなんだ〜」
男「だからこの絵は相当貴重だよね。」
次元の低さに呆れるわ(笑)ここにある絵ほとんどルーブルから来てるっちゅーの。
別にガリレオだからって特別なことないしね。おもしろかったけど。
あとね、途中泣いてる子供がいたの。
展示空間は大きくとってあるから、響き渡るくらいの声出しやがって。
うるせー、って思ってたんだ。
見たら、ベビーカー押してる女性がいて。
そしたらその女、なにを思ったのか抱いてた子供を下ろし放ってるわけ。
絵画の前には鑑賞の邪魔にならないよう、大人の膝丈くらいの柵がしてあるんだけど、
その柵さえもくぐれそうな、やっと歩ける程度の小さい子供を。
しかもおむつ丸出しですし。
子供は解放されてキャッキャ言いながら歩いてるわけ。
当然、柵スレスレのとこまで来ますよね。
信じられないでしょ、この女。
母親としてどうのこうのというよりも、絵を鑑賞する資格ないね。
あまりの無神経さにびっくりしたよ。
子供ほったらかして自分は絵を観ちゃって。
美術館の人に注意されてたよ。そりゃそーだ。
せっかくだから、子供がなんかの絵をバシと叩いたりしてくれたらよかったのにね。
それが何を意味するのかわかってないのよね。まったく。
個人的にはジェリコーの「白馬の頭部」っていう絵と
これまたジェリコーの「賭博偏執狂」っていう絵が好きでした。あと「泉」ね。
今日は別にあとに予定もないし、急ぐ必要もなかったんだけど、
なんとなく早めに帰りたくて、時間を気にしながら鑑賞したのもよくなかったかもね。
ドラクロアとかミレーもあったよ。民衆を導く自由の女神はないけどね。
あちこち見てみようかなとも思ったんだけど、
銀座でお買い物ってどこよ?って思って。
プランタンはちょっとひっかけたけどね。
松屋だ三越だ行っても、結局変わり映えのするものが手に入るわけじゃないし、
今日は買い物する目的で来てるわけでもないし。
なので一路横浜へ。
ルーブルの前売券持ってて。5月か6月に行こうと思ってたんだけど、
だったら今日行ってしまえ、というわけで行ってきました。
開催直後は混んでたみたいだし、絶対混むと思ったし。
けっこう宣伝してたもんね。
で、会期ギリギリの頃もまたちょっと混む気がしてね。
ってことは、5月6月の平日が一番空いてるかと思って。
で、確かに今日は空いてるほうだったんだと思う。たぶん。
とはいえ、あのスペースに展示してある絵画を観るには
十分すぎるほどの人で溢れてたけど。特別展ともなれば仕方ない。
友達がすでに観に行ってて、感想聞いたら「裸ばっか!」と言ってた(笑)
私も、最初は「ルーブルかぁ。へぇ〜」なんて思って興味持ってたんだけど、
今回は19世紀初頭のフランス絵画の展示ということで。
ちょろりとテンションが下がってた面もあるっちゃある。
19世紀初頭の絵画が悪いなんて一言も言ってませんよ!!
個人的にそこまで好き!っていう絵画じゃないっていうだけです。
正直なとこ、ちょっと退屈だった。
私のテンションだけじゃないんだけど、その原因は。
音声ガイドの貸し出ししてて、それは全ての絵の解説をしてるんじゃなくて、
いくつかの絵画にスピーカーマークがついてると解説してるので、
そこにチャンネル合わせてね、って感じのもので。
となると、解説つきの絵画の前には人がごみごみしててさ。
それも土日に比べたらずっとましなんだろうけどね。
なんか言い訳してるみたいだけど、
よかったですよ。展示そのものは。
入ってすぐ、目の前に「泉」という絵画がドドーンと現れるのです。
ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルという画家の作品です。
かなり大きな絵だし、その美しさと共にドドーンと入ってくるそれは印象的です。
最初のゾーンは歴史画。それからオリエンタリスムと続いていきます。
この頃の絵画って、光の明暗が意図的に使われてて、
それが尚一層、絵画をリアルに浮かび上がらせる効果を持っていると思いし、
今日、本物を観て、実際にそうだと強烈に感じました。
近くでまじまじと観るのもいいんだけど、ちょっと遠くから観ると
途端に表情が変わって圧倒的な存在感を放っている感じがした。
近くで見ても忠実に描かれててすごいな、と思うんだけどね。
この茶色はどうやって作り出した色なんだろう?とか
どうしてこういうタッチでここが表現できるんだ?とか。
けどちょっと離れて観ると、本当にあたかも今そこに立っているんじゃないか、
この情景は本当に私の目の前の出来事なんじゃないか、ってくらいなの。
だから、遠目で観てみると楽しいのに、そういう人ってけっこう少なかったね。
絵の前に集まっちゃって。邪魔だっつーの(自己中な私)
ガリレオの弾劾裁判の絵があって。
「ヴァティカンの宗教裁判所に引き出されたガリレオ」っていうフルーリって人が描いた絵。
この絵を観てた時、隣にいたカップルがこそこそ声で話してたのがさ。
男「これ、すごい貴重な絵だよ」
女「え?なんでわかるの?」
男「だってガリレオだよ?地球は回ってるだっけ?の人」
女「へぇ〜そうなんだ〜」
男「だからこの絵は相当貴重だよね。」
次元の低さに呆れるわ(笑)ここにある絵ほとんどルーブルから来てるっちゅーの。
別にガリレオだからって特別なことないしね。おもしろかったけど。
あとね、途中泣いてる子供がいたの。
展示空間は大きくとってあるから、響き渡るくらいの声出しやがって。
うるせー、って思ってたんだ。
見たら、ベビーカー押してる女性がいて。
そしたらその女、なにを思ったのか抱いてた子供を下ろし放ってるわけ。
絵画の前には鑑賞の邪魔にならないよう、大人の膝丈くらいの柵がしてあるんだけど、
その柵さえもくぐれそうな、やっと歩ける程度の小さい子供を。
しかもおむつ丸出しですし。
子供は解放されてキャッキャ言いながら歩いてるわけ。
当然、柵スレスレのとこまで来ますよね。
信じられないでしょ、この女。
母親としてどうのこうのというよりも、絵を鑑賞する資格ないね。
あまりの無神経さにびっくりしたよ。
子供ほったらかして自分は絵を観ちゃって。
美術館の人に注意されてたよ。そりゃそーだ。
せっかくだから、子供がなんかの絵をバシと叩いたりしてくれたらよかったのにね。
それが何を意味するのかわかってないのよね。まったく。
個人的にはジェリコーの「白馬の頭部」っていう絵と
これまたジェリコーの「賭博偏執狂」っていう絵が好きでした。あと「泉」ね。
今日は別にあとに予定もないし、急ぐ必要もなかったんだけど、
なんとなく早めに帰りたくて、時間を気にしながら鑑賞したのもよくなかったかもね。
ドラクロアとかミレーもあったよ。民衆を導く自由の女神はないけどね。
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