この作品でヒラリー・スワンクは最初のアカデミー主演女優賞を獲ったんだとか。
主演女優というか、主演男優だわね。

ブランドン(スワンク)が性同一性障害なの。
女だけど男として生きようとする話。
実話に基づく話みたい。
1993年の話。今から12年前。
性同一性障害だなんて言葉も浸透してないころだろうねー。
アメリカの事情とか知らないけどさ。

ブランドンは、女だってバレた時、化け物扱いされるんだけど、
それも仕方ないっていうか。
観てた時、「化け物はないでしょ」って思ったけど、
実際、自分の彼氏が実は女だったって知ったら。
ショックで落ち込むよりもまず、私だったら怒りが込み上げてしまう気がするし。

今でこそ、性同一性障害という言葉は認知されつつあるけれど、
その当事者をも受け入れる世間かといえばそれが確実にノーだろね。
ひさしぶりに会った友達がいきなり男になってたら、とりあえず驚くでしょ。
別にすんごい極悪になってしまった、とかじゃなければ、
その後も変わらず友達でいることくらいはできると思うけど。

ヒラリー・スワンクってビバヒルにも出てたって知ってた?
私は全然わからなかったけど、姉に言ったら「あぁ、あの子ね」って程度にはわかったよ。
ヒラリー・スワンクの演技は、度胸があるというか、男っぷりがいいというか、
どこか共感できる演技です。
という意味で、ミリオンダラー・ベイビーも観てみたい気がします。

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