桜咲く街
2005年4月24日中耳炎が勃発(?)したのが、11日の月曜からで、
耳鼻科に行ったのが12日。
そして私はその12日の夜から、実は京都に行ってきました。
だって、もう予約しちゃってたんだもん。
強行日程だ、と前にちょろっと書いたことがありますが、
今回は夜行バスを利用したのであります。
それをお母さんに行ったら「お母さんも行こうかな」というので、
お母さんと共に強行京都だったのです。
なんで夜行バスを利用したかというと、
火曜は陶芸に行きたいし、かといって有給をとる余裕もなく、
でも京都には行きたいし。
日帰りってのもな〜、交通費かかるしな〜、なんて思ってたら、
そういえば夜行バスってのもあるじゃん、と思い出し、
その時はとりあえず調べてみるか、くらいだったんだけど、
調べてみたら、うちのわりと近く(ってほど近くもないけど)から
京都行きのバスに乗れることを知り、
んじゃ〜これ使っちゃえ!って思ってしまったのでした。
中耳炎の処置(鼓膜切開してるから)の当日、夜行で行ってるわけで、
耳だれも出てたんで、終始ティッシュを耳につっこんでいました。
しかも!私の隣がサラリーマンだったのですが、
車内唯一のいびきーマンで、とっても迷惑だった・・・
いびきっていうか、大きい寝息っていうか。
その人のせいもあってか、実は一晩中うつらうつらしていた。
前にも1度、夜行バスに乗ったことがあるんだけど、その時は案外寝れたのに、
今回は浅い眠りで京都に到着したのでした。
京都に到着するのが朝6時半。早い。
けどもう1日は始まっている時間なので、そんなに難はない。
グランビアのトイレで化粧してから、さっそく嵐山へ向かう。
で、用意のいい母は、前日にお弁当を用意していたので、
渡月橋の脇で朝から桜の下で元気にご飯を食べました。
嵐山は朝がいいかもね。桜はきれいだし、人は少ないし。
嵐山が初の母は、その人が少ない嵐山しか知らないので
「嵐山って静かだね〜」なんてのんきなことを言っていました。
けど、気に入ったみたいです。駅周辺などとはまた趣の違う京都の街で、
山も近く、おまけに人が少なかったから、のどかな雰囲気を楽しめたようです。
それから天龍寺へ。拝観は8時半からで、その直後くらいに行ったんだけど、
それでもけっこう観光客がいました。
前に来た時は、夢窓国師が作りました、っていう庭のほう回ったんだけど、
今回はその上のコース、散策コースだっけな?花がいっぱい咲いているほうへ行きました。
天龍寺はこっちのコースを通るのが正解だね。
桜の庭を高いところから見下ろすことができてすごくきれいだったし、
つつじとか木瓜とか花がたっくさん咲いてて美しかったです。
桜がね、枝垂れ桜はもう盛り過ぎてたんだけど、
京都の桜はだいたい、満開〜散り始めって頃だったの。
だから、ちょっと風が吹くとちらちらと花びらが舞ったりして、
桜を楽しむには一番いい時だったと思います。
天龍寺から嵯峨野の竹林を歩いて、常寂光寺に行ってみたけど、
拝観せずに大通りへ戻る(笑)
そこからバスを乗り継いで、大覚寺へ行ってきました。
ここは私、初めて来たんだけど、いいお寺だね。すごく見応えがある。
池があって、その周りも桜が咲いててきれいだったけど、
お寺そのものの造りがね、見応えあるの。
そしたらここは、昔は嵯峨御所だったそうだ。どーりで。
歴代天皇の位牌も安置してありました。
大覚寺は広いから見るのにも時間かかるんだけど、
ここは般若心教の本山だそうで、写経ができるようになっていた。
ので、私が予ねてからやってみたいと思っていた写経に挑戦。
ここは、夕方までに行けばいつでも写経を体験することができるお寺らしいけど、
実はこういうとこって案外少ないのよね。
日曜の10時から、とか時間が決まってるとこのが多かったりする。
だから、こんなに自由にやらせてくれるなんて、とってもありがたかった。
そして、無心で写経に没頭。色即是空とか、時々聞いたことアル言葉がでてきたけど、
全体の意味はあまりわかってない。けど、願いながらお経を書くことに意義がある、
と勝手に決めたので、自分の思うように写経を楽しむ。
最後に神様に向かってお願いします、ってやるんだけど、
それはおばちゃんが丁寧に教えてくれました。
その場面、デジャブって、道理でこのおばちゃんに見覚えあるはずだ(私の意識の中でね)
と思いながら、よくよくお祈りしておきました。
大覚寺ではちょうど、特別公開もしていて、なかなか貴重な襖絵などを見ることもできました。
お母さんと「このお寺はいいねぇ〜。来てよかったね〜」と言いながら
大覚寺を満喫。満腹。
そこから少し歩いてからバスに乗り、今度は仁和寺へ。
お昼を食べてから仁和寺を見学。本堂と伽藍は別料金なのね。今の季節だけかもしれないけど。
まずは本堂でしょ、というわけで本堂を見てから伽藍へ。
伽藍ってのは「そうだ、京都行こう」で有名なほう。
有名な五重塔や御室桜があるほうで。
御室桜はほかの桜より遅いので、まだ咲き始めだったけど、
さすがは「そうだ、京都行こう」ここもとっても桜がきれいなお寺でした。
御室桜だけじゃないから。枝垂れ桜は染井吉野なんかもたくさんあったし。
今まで、朝の嵐山から北へ上って大覚寺を見ていたので、
春の京都なのに、わりと人が少ないところにずっといたのですが、
仁和寺に来てドドドーンと人がいて、
「春の京都に来たって感じだね」なんて話しながら見学しました。
そのあと、竜安寺へ。
やっぱりここは石庭よりも、池を囲んだお庭が美しいと思う。
桜園っていう、桜の花がいっぱい植わってるところもあって、これまたきれいでした。
石庭の桜もきれいだったし、まさに見頃だったけどね。
それから「次にどこ行く?」と聞くと、
植物園が見たい、と母が言うので、バスに乗って京都府立植物園へ行ってきました。
ま、ここなら帰りも地下鉄1本で京都駅に行けるってことで。
入る前に「入るのに1500円とか2000円とかしたらどーする?」
なんて言っていたのですが、なんと大人200円でした。さすが府立。
ここもね、桜がきれいだったよ。ドラマの撮影とかに使えるな、ってくらい
いい感じで広場になってるとこを桜がいっぱい咲いてるの。
母は「もう桜はいい。たくさん見た」なんて言ってたんだけど、
ここの桜を見たら見たで、きれいですごく楽しめました。
1日歩いてたし、植物園のバラ園はまだバラは咲いてないし、
ざっと一回りして、京都駅へ戻りました。
それでお土産買ったりして、18時くらいの新幹線で帰って来ました。
それでも京都滞在時間としたら12時間くらいいたの。
これだけ堪能できたら大満足。
泊まりではないけど、その分1日でぎゅっと楽しめて、
京都を回る時間としたら、泊まりで2日かけるのと同じくらいじゃないか
なんて話しながら、京都を実に堪能して帰って来ました。
そういえば、京都駅に小さいけど、よーじやができてるのね。
あぶらとり紙しか扱ってないけどね。
でもあれがあるだけでも便利だわねー。
ちょーどあぶらとり紙切らしてたので、京都駅で買ってきました。
とまぁ、とにかく京都の春を堪能してきたわけです。
でも、夜行バスを使ったり、ちょっと無理した部分があったらしく、
その後、大変な事態に陥りましたけど(笑)
おかげで、京都がなんだか遠い出来事のように、ぼんやりとしています。
けど、確かに京都に行ってきました。はい。
今回は中耳炎という不測の事態があったけど、
夜行バ…
耳鼻科に行ったのが12日。
そして私はその12日の夜から、実は京都に行ってきました。
だって、もう予約しちゃってたんだもん。
強行日程だ、と前にちょろっと書いたことがありますが、
今回は夜行バスを利用したのであります。
それをお母さんに行ったら「お母さんも行こうかな」というので、
お母さんと共に強行京都だったのです。
なんで夜行バスを利用したかというと、
火曜は陶芸に行きたいし、かといって有給をとる余裕もなく、
でも京都には行きたいし。
日帰りってのもな〜、交通費かかるしな〜、なんて思ってたら、
そういえば夜行バスってのもあるじゃん、と思い出し、
その時はとりあえず調べてみるか、くらいだったんだけど、
調べてみたら、うちのわりと近く(ってほど近くもないけど)から
京都行きのバスに乗れることを知り、
んじゃ〜これ使っちゃえ!って思ってしまったのでした。
中耳炎の処置(鼓膜切開してるから)の当日、夜行で行ってるわけで、
耳だれも出てたんで、終始ティッシュを耳につっこんでいました。
しかも!私の隣がサラリーマンだったのですが、
車内唯一のいびきーマンで、とっても迷惑だった・・・
いびきっていうか、大きい寝息っていうか。
その人のせいもあってか、実は一晩中うつらうつらしていた。
前にも1度、夜行バスに乗ったことがあるんだけど、その時は案外寝れたのに、
今回は浅い眠りで京都に到着したのでした。
京都に到着するのが朝6時半。早い。
けどもう1日は始まっている時間なので、そんなに難はない。
グランビアのトイレで化粧してから、さっそく嵐山へ向かう。
で、用意のいい母は、前日にお弁当を用意していたので、
渡月橋の脇で朝から桜の下で元気にご飯を食べました。
嵐山は朝がいいかもね。桜はきれいだし、人は少ないし。
嵐山が初の母は、その人が少ない嵐山しか知らないので
「嵐山って静かだね〜」なんてのんきなことを言っていました。
けど、気に入ったみたいです。駅周辺などとはまた趣の違う京都の街で、
山も近く、おまけに人が少なかったから、のどかな雰囲気を楽しめたようです。
それから天龍寺へ。拝観は8時半からで、その直後くらいに行ったんだけど、
それでもけっこう観光客がいました。
前に来た時は、夢窓国師が作りました、っていう庭のほう回ったんだけど、
今回はその上のコース、散策コースだっけな?花がいっぱい咲いているほうへ行きました。
天龍寺はこっちのコースを通るのが正解だね。
桜の庭を高いところから見下ろすことができてすごくきれいだったし、
つつじとか木瓜とか花がたっくさん咲いてて美しかったです。
桜がね、枝垂れ桜はもう盛り過ぎてたんだけど、
京都の桜はだいたい、満開〜散り始めって頃だったの。
だから、ちょっと風が吹くとちらちらと花びらが舞ったりして、
桜を楽しむには一番いい時だったと思います。
天龍寺から嵯峨野の竹林を歩いて、常寂光寺に行ってみたけど、
拝観せずに大通りへ戻る(笑)
そこからバスを乗り継いで、大覚寺へ行ってきました。
ここは私、初めて来たんだけど、いいお寺だね。すごく見応えがある。
池があって、その周りも桜が咲いててきれいだったけど、
お寺そのものの造りがね、見応えあるの。
そしたらここは、昔は嵯峨御所だったそうだ。どーりで。
歴代天皇の位牌も安置してありました。
大覚寺は広いから見るのにも時間かかるんだけど、
ここは般若心教の本山だそうで、写経ができるようになっていた。
ので、私が予ねてからやってみたいと思っていた写経に挑戦。
ここは、夕方までに行けばいつでも写経を体験することができるお寺らしいけど、
実はこういうとこって案外少ないのよね。
日曜の10時から、とか時間が決まってるとこのが多かったりする。
だから、こんなに自由にやらせてくれるなんて、とってもありがたかった。
そして、無心で写経に没頭。色即是空とか、時々聞いたことアル言葉がでてきたけど、
全体の意味はあまりわかってない。けど、願いながらお経を書くことに意義がある、
と勝手に決めたので、自分の思うように写経を楽しむ。
最後に神様に向かってお願いします、ってやるんだけど、
それはおばちゃんが丁寧に教えてくれました。
その場面、デジャブって、道理でこのおばちゃんに見覚えあるはずだ(私の意識の中でね)
と思いながら、よくよくお祈りしておきました。
大覚寺ではちょうど、特別公開もしていて、なかなか貴重な襖絵などを見ることもできました。
お母さんと「このお寺はいいねぇ〜。来てよかったね〜」と言いながら
大覚寺を満喫。満腹。
そこから少し歩いてからバスに乗り、今度は仁和寺へ。
お昼を食べてから仁和寺を見学。本堂と伽藍は別料金なのね。今の季節だけかもしれないけど。
まずは本堂でしょ、というわけで本堂を見てから伽藍へ。
伽藍ってのは「そうだ、京都行こう」で有名なほう。
有名な五重塔や御室桜があるほうで。
御室桜はほかの桜より遅いので、まだ咲き始めだったけど、
さすがは「そうだ、京都行こう」ここもとっても桜がきれいなお寺でした。
御室桜だけじゃないから。枝垂れ桜は染井吉野なんかもたくさんあったし。
今まで、朝の嵐山から北へ上って大覚寺を見ていたので、
春の京都なのに、わりと人が少ないところにずっといたのですが、
仁和寺に来てドドドーンと人がいて、
「春の京都に来たって感じだね」なんて話しながら見学しました。
そのあと、竜安寺へ。
やっぱりここは石庭よりも、池を囲んだお庭が美しいと思う。
桜園っていう、桜の花がいっぱい植わってるところもあって、これまたきれいでした。
石庭の桜もきれいだったし、まさに見頃だったけどね。
それから「次にどこ行く?」と聞くと、
植物園が見たい、と母が言うので、バスに乗って京都府立植物園へ行ってきました。
ま、ここなら帰りも地下鉄1本で京都駅に行けるってことで。
入る前に「入るのに1500円とか2000円とかしたらどーする?」
なんて言っていたのですが、なんと大人200円でした。さすが府立。
ここもね、桜がきれいだったよ。ドラマの撮影とかに使えるな、ってくらい
いい感じで広場になってるとこを桜がいっぱい咲いてるの。
母は「もう桜はいい。たくさん見た」なんて言ってたんだけど、
ここの桜を見たら見たで、きれいですごく楽しめました。
1日歩いてたし、植物園のバラ園はまだバラは咲いてないし、
ざっと一回りして、京都駅へ戻りました。
それでお土産買ったりして、18時くらいの新幹線で帰って来ました。
それでも京都滞在時間としたら12時間くらいいたの。
これだけ堪能できたら大満足。
泊まりではないけど、その分1日でぎゅっと楽しめて、
京都を回る時間としたら、泊まりで2日かけるのと同じくらいじゃないか
なんて話しながら、京都を実に堪能して帰って来ました。
そういえば、京都駅に小さいけど、よーじやができてるのね。
あぶらとり紙しか扱ってないけどね。
でもあれがあるだけでも便利だわねー。
ちょーどあぶらとり紙切らしてたので、京都駅で買ってきました。
とまぁ、とにかく京都の春を堪能してきたわけです。
でも、夜行バスを使ったり、ちょっと無理した部分があったらしく、
その後、大変な事態に陥りましたけど(笑)
おかげで、京都がなんだか遠い出来事のように、ぼんやりとしています。
けど、確かに京都に行ってきました。はい。
今回は中耳炎という不測の事態があったけど、
夜行バ…
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