みなさん、さようなら
2005年3月29日 映画
最期を迎えるパパと息子の物語。
理解できないような、でも理解できてしまう話でした。
自分が親になってない今は、やっぱり息子の気持ちがよくわかる。
正直、自分の親のような人生は送りたくないって思ってるから。
それは、私の親にとってすごく不幸なことだっていうのはわかってるけど、
私は私の人生を送らないと、って考えてるんで。
ただ、こういう生き方をしている私は、
もしかしたら、いつか自分の子供にも「母親のような生き方はしたくない」って
思われるのかもしれないね。
好き勝手生きてきたパパが、湖畔に車椅子で佇む姿、
（まさにこのジャケットのシーン）
そこから振り向く笑顔、なんともかわいらしくてさー。
人の人生、家族の在り方、そんなものは杓子定規に測れっこないんだよね。
そんな風に思いました。
パトラッシュとネロみたいに安らかに最期を迎えるパパ。
一生をかけて、こんな仲間が作れたら、どんなに幸せだろう。
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