読んだ本はこれではありません。
大石学さんという方の著書「新選組」です。
(中公新書なのでこれを選んでみました)

その本はノンフィクションなんです。
史実なんです。とはいっても、文献によって記述が違うため、
史実がはっきりしないなんてことはよくあること。
だから、そういうとこはそのように書いてあるし、
出典まで細かく書いてある本です。

なかなかにおもしろかったです。
1冊で新選組の通史はけっこうわかる。
けど時代が時代だけに、関わってくる人物、藩が多いため、
そのへんを整理するのが難しいけどね。

もう1度読む必要はありそうです。
尊皇派、攘夷派、佐幕派、公武合体。どの藩はどれか、瞬時に理解できない。
最恵国待遇、っていう言葉、何年かぶりに聞いてなんか新鮮でしたよ。

この本読んで、薩摩藩などが結果として時代をリードすることになったわけだけど
それが果たして正解なのか、新選組が正解なのか、間違ってるのか、
そんなのよくわかんないなーと思いました。
どうしても新選組目線になるわけだけど、
奴らもけっこうえげつないことしてますねー。
良くも悪くも庶民から恐れられてたみたいだからね。
近藤勇って剣も達つし、カリスマ性もあっただろし、賢かったんだろうけど、
けっこうわるーい奴かもしれないし。
切腹の後、東京で3日、京都で3日晒し首になったっていうのはかなりかわいそうだけど。
一方、土方歳三って、どこか謎めいてるわねー。

まだまだ勉強しようと思います。

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