はな

2004年9月22日 映画
この映画好きです。泣きました。

銀行マンの野崎くんが主人公。これ、大沢たかお。
頭に動脈瘤が見つかって、会社も辞めちゃって。
手術しなければ死ぬ、しても記憶障害があるかもしれない。
ダラダラ過ごしてるところに、ドライバーのアルバイトを頼まれる。
依頼人は弁護士の鳥越。これが柄本明。
亡くなった奥さんの遺品を取りに鹿児島まで国道で行くの。

ニモでもぽろり、クロでもぽろり。
あれ?私って動物ものに弱いの?って書いてて気付いた。
ま、それは置いといて、
ぽろり、ぽろりが続いてたけど、
この映画はぽろぽろぽろりと泣きました。
やっぱり大沢たかおにはこういう映画に出ててほしいな。
JAM FILMSはおバカすぎた…
鳥越さんに、自分の動脈瘤の話して泣くシーンがあるんだけどね。
死ぬのが怖いって。
誰かに聞いてほしいけど、誰にも言えなくてって。
それっていうのは、やっぱり当然というか。
死というものと向かい合ったら、大人だろうと、男だろうと女だろうと、
誰かに聞いて欲しくて、けど誰に言ったらいいかわからなくて、
でも怖くて泣くんだと思う。
死ぬまでにしたい10のことのアンみたいに生きられる人って
一体どれだけいるんだろう?

なんかねー、鹿児島について、スクラップをめくってるの観てたら、
泣けてきたのよねー。
それに勿忘草。あのとき、やっと鳥越さんの目線になったんだよね。
鳥越さんがやっと、奥さんへの思いを素直に吐き出すのよ。
なんだかねー。

柄本明って、いろんな映画に出てるけど、
さよならクロにもでてたし、
本当に日本映画界において、必要不可欠な人になってるのねー。
主役も貼れるし、脇役でも映画を締めてくれるし。キレた演技もできるし。
大御所監督作品にも出てれば、新進気鋭の監督作品にも出てるし。
もっさいおっさんのはずなんだけどね。
そのくせ、バカ殿とか出てるところが好き。

あと、加瀬亮。この人の名前、よく見るねー。
気付くとエンドクレジットに載ってたりする。
五条霊戦記がデビュー作なんだって。
遮那王の弟、あれがそうだったのかな?
案外好きよ、この俳優さん。
背骨のゴツゴツ感もまた好きだったわー(笑)

これは最近観た中でもかなり好きな1本。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索