アントワーヌというおじさんは、映画だから成り立ってるけど、
私の感覚から言うと、正直ね、変態おやじもいいとこじゃない!
少年の頃から髪結いの亭主になることを夢みて、
それをいい年になってもずっと夢見続けて、
この人こそ運命の人!って思って
髪を切ってもらって「結婚してください」って、おーい!!!
ありえない!と思ったら、ありえちゃったんだけど、この映画の場合(笑)

でもね、フランス人っていうのは、純粋なのねー、なんて思いました。
恋をすれば、誰しも、少なからず想像とか妄想ってするでしょ。
男性だけじゃないです。女性だって、そうだよねぇ?
と同意を求めているようですが…
心配しなくても平気ですから!みたいなこと心配したりするじゃん。
で、実際のところ、本当に杞憂だったり(笑)
現実はそれ以上にドラマチックだったり、げんなりする結果になったりするわけです。
そういうところをダイレクトにまっすぐに表現したらアントワーヌになったのかなぁ、
って思ったんです。だからフランス人は純粋なのかなー、なんて思ったんです。
ま、フランス人というくくりは大きすぎるのかもしれないけど。

私は、この映画のラストもマチルドの気持ちも、納得です。
アントワーヌにしても、マチルドにしても、究極なんですね。
普通じゃありえない恋愛。だから究極。うむ。

アントワーヌの最後の一言。
あれで映画全体がぐっと締まったように思います。

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