今夜の月を見て、阿部仲麻呂を思い出したのに、
浮かんだ句は
「この世をば我が世とぞ思ふもち月のかけたることもなしと思へば」
おいおい、そりゃ道長だろーよ(笑)
川面に映る月がとてもとても綺麗でした。

なんだか今日は書きたいことが実はいっぱいいっぱいあって、
しかもそれぞれ脈略のない話ばかり。
つれづれ書いてもよいでしょうか。

・コーヒーの話
最近、自分でコーヒーを淹れる機会がめっきり減ってしまったんだけど、
コーヒーはわりと好きでよく飲む。
最近、私も大人になったなぁと思うのは、
酸味の強いコーヒーもおいしいと思えるようになったこと。
どちらかというと、酸味が少なくコクのあるコーヒーが好きで、
スターバックスでだとスマトラはけっこう好き。
お店の人に「スマトラが好き」というとたいがいは
「なかなかいないですよ」と驚かれる。
土っぽいような、どっしり感が好きだったりするのよね。
ドトールだと「ロイヤルクリスタルブレンド」か「カフェヨーロピアン」
どちらも酸味を抑えて甘みのある、
日本人の好みの合った味だと思う。
私の恩師、中学時代の美術の先生もロイヤルクリスタルの大ファンで、
美術準備室でよく頂いたっけ。
今まではそういうの専門だったんだけど、
この間、イノダコーヒに行った時に、本当においしいと思った。
私が頼んだのはイノダの中でも深煎りで
コクのあるジャーマンブレンドだったんだけど、
それでも酸味とのバランスは心地よかった。
前に飲んだアラビアの真珠も然り。
さすが老舗だけあるなぁと感心。

ってもっとあれこれ書こうと思ったんだけど、
これ以上書くとなんちゃってコーヒー通になりそうなのでやめます。
だって私、コーヒー語れるほどじゃないもの(笑)


・女の手料理の話
今、田口ランディのエッセイを読んでる。(短編集を読み終えた)
スカートの中のなんちゃらっていうタイトルで、
まだ読み始めたばかりだからよくわかんないけど、
女の性欲がどーたらとかの本。
そんなのをチラリと読んでてふと思ったんだけどね。
やっぱり男の子ってのは女の手料理には弱いのだろうか、と。
手料理についてはエッセイにでてきてないんだけど。
「料理もたまにならする」と言うと「得意料理は?」
と聞かれることもあるけど、得意っていえるような料理もなく。
大学入学当初、「オムライス」と言ったら甚く感動された。
たまたまその時期、オムライスばっかり作ってただけなんだけど。
普段よく作るのって適当な炒め物とか、
お母さんの手伝い程度にサラダ作ったりなんかのタネこねたりとか、
たまに気合いれて煮込みものとか、(年に1回もない)
とにかくその時々によって作るものはバラバラなので。
ま、それはいいとして、
女の子のよくある回答として「肉じゃが」があるんじゃなかろうか、
と個人的には思う。
やっぱり男の子って、彼女に肉じゃがなんか作ってもらったら
嬉しいものなのでしょーか?
私だって彼氏に肉じゃがくらい作ったことあるよ。
肉じゃがって、カレー並に簡単だと思うんだけど…
(それでも母の味は作り出せないけどね)
その家その家で入れるもの違ったりするだろうけど。

まぁ、だからと言って「得意料理はビーフストロガノフ」
なんて言われても、空々しくて引くけどね。(私なら)
ビーフストロガノフが食卓に並ぶ家庭って多いのでしょうか?
ちゃんとバターライスにしちゃってるのかしら?
我が家の食卓には一度たりとも並んだことはありません。
それどころか、母はビーフストロガノフを知らないと思われる。
私もちゃんと食べたことがない。
(あ、給食でポークストロガノフは出たことあるけど)
なんだかんだ言わず、もっとお料理をしようと思ったりもする。(反省)


・バスケ部の話
メルの日記を読んで、私も似たような経験したと思い。
中学の頃バスケ部で、1こ上はキャプテンを決めるのに多数決だったけど
私らの代は顧問が私を指名して、私がキャプテンになった。
職員室に呼び出されて「お前しかできる奴いないだろ」って言われたんだもん。
うちらの代になるまでも、すったもんだがあったんだけど、
そのキャプテン決めもあったのか、
今度は私が仲間はずれにされた。
今度は、っていうのは、私が仲間はずれにされる前にも
されてた子がいたってこと。
順番にそーゆーことされたのね。
ゲームやってもボールがまわってこなかったり、
明らかにわかる陰口叩かれたり、ま、そんなこと。
女ってヤダヤダと、あの時痛感したっけね。
陰湿なんだよね。殴り合いしてケリつけりゃいいじゃんって思った。
仲良しグループ4,5人みんな同じバッシュ履いちゃってるのも
なんなのよ?それ??って思ってたし。

あと気に食わなかったのは、部活を一生懸命やろうとしなかったこと。
私はさ、やるからにはちゃんとやりたかったのよ。
超弱小チームでさ、イヤだったの、そんなの。
なのにランニングはしない、与えられたメニューはこなさない、
挙句私をパシリに使おうとする。
そのくせ、試合に負けた直後3日間くらいはやたらやる気で
できもしない上級なフォーメーション組もうとしちゃって。
バカかと。基礎もできないのにそんなフォーメーション組んでも意味ないのに。
うちらみたいのはガツガツとオールコートマンツーマンでつくしかないのにさ。
「悔しいよね。今度こそ勝ちたいよね」
とか大真面目に言っちゃう奴らの気持ちがわからなかったね。
だったら日ごろ、なんで練習しないんだよってさ。
1人まじめに走りこんでてバカみたいだったけど、
私はそういうのがやりたかったからさ。

私のそういうの見ててくれたのは、
同じ部の仲間じゃなくて、男バスの奴らだったりしたわけよ。
技術教えてくれたのも私が影で泣いてるの励ましてくれたのも
男バス連中だったからね。
うちらの代の男バスは少しは強かったから
私はなんで男に生まれなかったのかな、って思ってたよ。
こいつらとバスケやりたかったなって。
私もメルと同じく、男のさっぱりしたとこが好きだった。
私の知らないとこであれこれはあっただろうけどさ。
ホント、メルと同じなんだけど、
テストの点競ったりできるのも男連中だったね。
あのときはなんとも思ってなかったけど、
今となれば感謝しなくちゃいけないなぁ。


・よーちゃんの話
中2の時、よーちゃんと同じクラスになった。
よーちゃんと私は小学校が違ったから、
2年の時に初めて話したようなものだったけど、
よーちゃんはそれなりにかっこよかったし、
なんせサッカー部だし、ファンが多いのも知ってた。
けどね、そんなん関係なく仲良くなったわけ。
でさ、夏休み明けだったかな?
よーちゃんがイギリスだかどっかに行ったおみやげを
「これお前にやるよ」とこっそりくれたわけ。
他の女の子にもあげたのかもしれないけどね。
今でもなんとなく捨てられないんだけど。
よーちゃんはよーちゃんで付き合ってる子いたし、
私は私で付き合ってた人いたけど、
当時の私にとってよーちゃんはかなり大きな存在だったねぇ。
いつだかの放課後
「俺はお前の心のオアシスだから」と言ってくれた。
たぶんね、本人覚えてないけど(笑)
本当に、お互い好きとかじゃなかったんだけど、
きっとどっかで好きだったんだろうね。

と懐かしくなって書いてみた♪
・そして私の話
私ってさ、ほんと、なんなんだかね?
わがままちゃんだし、実は寂しがりだし、
ズル賢いし、フマジメだし。
なにがやりたいのかなぁ〜。
なんか、すべてが中途半端なような気がして。
それでも毎日こなしちゃって。
ま、いっか。

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